上海の学生達
2010年6月19日(土)
今日で授業が全て終わりました。午前中は最後の一人ロッキー君こと、林幻奇 君のレッスン。曲はアグアドのロンド(イ短調)。とてもよく練習していますが、音量や音色のコントロールを入念に勉強しました。そのためには右手の技術をもっと習得しなければなりません。
さて、午後からは「天使の協奏曲」。一通り全楽章の勉強を終えましたが、なにしろ人数が少ないので、一人一人の責任はとても大きく、このままでは9月の本番がとても心配です。デニー氏はすぐに8月に再び私を招集すべく、音楽院の予算の交渉を開始しました。
今日はこれからジミーとスコットの演奏会を聞きに出かけます。授業を4時で終了。ホテルに帰ってシャワーを浴びて(おそらく連日30度以上の暑さ、指揮をした後は汗だくです)、もうすぐ学生達が私を迎えにやってきます。演奏会場まで彼らが地下鉄で案内してくれます。ここでの仕事も三回目、私自身もなれてきましたが、学生達も私になれてきて、学校での時間以外のこういった事々もいまはとても楽しいことです。演奏会に行く前に彼らも誘って少し腹ごしらえをするつもりです。
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