※「Diary(日記)」は藤井眞吾のギター・ココログでごも覧いただくことができます
2009年9月の Diary
藤井眞吾、京都でのコンサートシリーズ
2009
 
 

 
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冷たいグリーンティー

2009年9月30日(水)

今年の夏はさっぱり夏らしい感じがありませんでしたが、それでも例年のごとく我が家では「アイスグリーンティー」を作っておりました。要するに「水だし緑茶」、使っている道具は「ダッチコーヒー」を入れるためのもので、ということはこれは「ダッチ緑茶」っていうことですかね・・・? 何だか良くわかりませんが、これが実に旨い。私は普段は殆ど緑茶は飲まないのですが、夏の間だけはこれをこよなく愛しています。ポットの口に網のような濾過器があって、そこにお茶の葉っぱを入れてあとはポットの水を入れて冷蔵庫に寝かせておくだけ、朝には美味しい緑茶ができています。おそらく、低温で出す、ということと時間をかけて出す、ということからこのように甘味のある、香ばしいお茶が出るのではないかと思いますが、実はこれ以上に美味しく出すには、ポットに水を入れるのではなく、濾過器の中の葉っぱの上に氷を山のように積んで、それが自然に溶けるのを待つわけです。搾り出すように、一滴一滴出てきたお茶のエキスは、まさに緑茶の「神髄」ともいう味わいですが、こうやって仕込んで朝起きると、「さすが!氷で出すと旨いわ〜!」と女房に飲まれてしまっているのでした。そろそろこのお茶の出番もなくなります。すっかり秋になりました。

 


Kyoto Current展

2009年9月29日(火)

「美術館 x ギャラリー x オークション」というサブタイトルで明日30日から京都高島屋で「Kyoto Current展〜選抜された作品を展示+オークション」がはじまります。Leaf と言う雑誌に広告があるのですが、それによると「京都の芸大生や卒業後間も無い若手作家にキャリア・アップや社会と接する機会を創出することを目的としたアートイベントを開催します。作品の制作・展示・販売というアート市場の一連の流れを生むためには美術館、ギャラリー、オークションが共存、協力して始めて可能となります。今回のイベントは、この3つの機能が1つとなる京都初の試みとなります。」・・・とのこと。我が娘も出品しておりますので、是非ご覧下さい(写真の中に娘の作品が有り、それをクリック)!

 


九州ギター音楽コンクール

2009年9月28日(月)

今週末(10月3日、4日)に福岡県福岡市で第55回九州ギター音楽コンクールが開催されます。今年は33名の応募が内外から有り、ハイレベルでの激戦が予想されます。審査委員長を仰せつかって4年目、責任の大きさに身が引き締まる思いです。コンクールに讃歌応募する若者たちの多くは、プロになりたい、そのために優勝したい、そんな必死の思いで参加しているはずです。判断をより正確にまた客観的にするために様々な角度からの課題曲の設定は当然のことですし、その演奏を聞き判定を下す審査員は、冷静で正確な判断を要求されます。コンクール実行委員会のスタッフの皆さんはまだまだ準備が残って、本番までまだまだ大変な作業が続くでしょうが、私達審査員は33名の演奏を聞かせていただくべく心の準備は整ったはずです。今年は記念演奏会として「益田正洋ギターリサイタル」が3日に開催されるなど、企画も豊富です。九州の地元の方は勿論のこと、お隣の中国・四国、そして関西方面からも聞きに来ていただけるならと思っています。3日の「益田正洋ギターリサイタル」を聞いて、そのあとは博多の屋台で一杯・・・、4日は昼から二時予選と本選に声援を送るという週末の過ごし方はいかがでしょうか? いえいえ、冗談ではなく、今年の九州ギター音楽コンクールは、きっと歴史にも、記憶にも残るコンクールになるだろうと思うからです。

 


ギターは身体の一部

2009年9月26日(土)

ちょっと汗ばむくらい、でも秋らしい爽やかな一日。ギター(三浦隆志 製 作 1989)のコンディションも最高! 「黒いデカメロン」を始めとする大曲や「ディアハンターのテーマ」などの小品でも、思いのまま音楽を作ることができました。コンサートシリーズの第36回《芸術の秋到来!》は無事終りました。ギターは音楽を表現するための道具ですが、音量、音色の変化、そして音の質、音の伸び、そしてバランスなど、いずれも状態の微妙な変化が強く影響します。道具でありながら、意のままに操れる状態になると、もうそれは身体の一部としか感じられません。だからギターのコンディションが悪ければ「痛み」に等しい感覚がありますし、状態が良くなれば「病気が治ったような」あるいは「家族が皆健康になったような」感覚になります。 私のギターは20年付き合ってきた楽器です。私はこのギターを良く知っているつもりですが、きっとこのギターも私のことを良く知っているのだろうと思います。そう思うと嬉しく、幸せな気分になりますし、ギターの健康は私の人生の充実と全く同じなのだと、つくずく思います。 こんな素晴らしいギターを私のために作ってくれた三浦隆志さんに、本当に心から感謝します。

 


芸術の秋 !?

2009年9月24日(木)

何だか良くわかりませんが、忙しくて HPを更新する時間もありません。時々思いだしたように自分のサイトを開いてみて、そこに書かれていることが、とんでもなく以前のように感じられてしまい、慌てたような、あるいは他人事のような気分になってしまいます。 家にいて仕事をしていますから四六時中、家内と一緒にいて、人と接する時といえば生徒がレッスンにやって来るとき。あとは仕事の連絡で山ほどのメールを書くとき。時間の流れがついつい、自分の頭の中にしかなくなってしまうから、気を付けなければ行けません。
 もう今週の土曜日がアートステージでのコンサートです。毎回タイトルは自分で考えるのですが、とうとうネタ切れ・・・、と言うわけではないのですが、ちょうど予定を新聞社などに出すとき時間がなくて、主催のマンサーナに曲を知らせてタイトルを任せたら《芸術の秋到来!》、ってすごくアバウトなタイトル。というわけで今回は「芸術の秋」にふさわしい曲・・・、ひさしぶりに「黒いデカメロン」「映画のためのギター音楽」「ソルの24の小品集 Op.44」「魔笛の主題による変奏曲 Op.9」などです。皆様のお越しをお待ちしております(今週の土曜日、7時開演です! ご予約は 075-972-2834/マンサーナ)。

 

 


もう九月!

2009年9月11日(金)

もう九月です! ・・・なんて言うと、笑われそうです。九月も半ば、どうしてこんなに時間が過ぎるのが早いのでしょう。いろいろなことで時間が奪われて、HPも更新できませんでしたが、9月10月のコンサート情報などアップしました。
実は先月30日にJGAのフェスティバルが開催され、あわせて行われた学生ギター合奏コンクールの審査員をいたしました。池袋の東京芸術劇場と言う立派な会場で、何百人と言う学生達(中学生と高校生)が全国から24校(すでに予選を勝ち抜いた学校だそうです)。みな、とても元気で、若さ溢れる演奏を聞かせてくれました。写真は結果発表と講評のときの様子で、各校の代表だけがステージに座っているので少なく見えますが、実際にはこの十数倍の若者がいたわけです。ギター合奏はまだまだ未開拓の分野であると思います。しかし、たくさんの可能性もあると思います。私自信もそう信じている一人です。彼等がこれからも、次世代のギター音楽の新しい分野を築いてくれることを願って止みません。

 

 


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更新2009年11月3日

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