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2008年1月の Diary
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●ルールの適用
2008年1月31日 (木)

この様な練習方法が何故重要かと言いますと、基礎練習というのは「肉体的な練習」であるかのように思えますが、その肉体的な訓練を支配しているのは全て、一種の「運動神経」であり、これは特に音楽の場合は「次に何をするのか」という、たとえば「どの指を動かすのか」「その指はどの弦を弾くのか」そして「どのように弾くのか、強いのか弱いのか」あるいは「音色はどんな音色なのか」という頭のなかの判断と、肉体の連動こそが目的だから、こう言った練習が必要なのです。これは演奏をすることと深く関わっています。。(・・・続きを読む)

●練習の仕方
2008年1月29日 (火)

練習は単純に楽譜を見ながら、ゆったりとしたテンポで右手の各指に無駄な動きはないか、また腕や手のひらが上下左右に動いてしまってはいないか、などに気を付けて弾いてゆくということでも、十分に効果のある練習です。指の独立性を培ってくれます。(・・・続きを読む)

●アルペジオの練習
2008年1月28日 (月)

 技術的な練習というのは、その目的がはっきりとしていなければなりません。「何のための練習であるのか」ということを明確に意識して(自覚して)練習しなければなりません。闇雲にバタバタと指を動かすことは百害あって一益無しです。その為には余分な要素を排除した簡潔な練習方法を見つけ出さなければなりませんが、余りにも単純な練習は学生達は得てして精を出しません。ある程度、音楽らしく、楽しみがなければイヤ、と言う人が多いので困ってしまいます。そういう人のためのアルペジオ練習には M.Giuliani の Op.1 STUDIO per la CHITARRA が持ってこい、です。(・・・続きを読む)

●金 庸太コンサート
2008年1月26日 (土)

今日、金 庸太さんのコンサートがありました。会場はいつも私が演奏しているアートステージ567。弾いているときの印象と、客席からの印象はかなり違うものでしたが、休憩の時は、いままで一度も味わうことの出来なかったワインを堪能することが出来ました。美味しかったです! (・・・そうか、いつもお客さんはこんな美味しいワインを飲んでいるのか)と思ってしまいました。金さんの演奏は非常に端正で、音の粒立ちもとてもキレイです。若い若いと思っていたらいつの間にか彼も40代、すっかり演奏に安定感と貫録、円熟の味わいが出てきました。相変わらずの素晴らしい技術でしたが、アンコールで弾いたアルハンブラの思いでは、久しぶりにこんなキレイな「アルハンブラ」を聞いた、という気にさせられました。ブラボー!

●春の海
2008年1月20日 (日)

今年最初のアートステージ567でのコンサートシリーズ《春の海》が終了しました。とても寒い一日で小雨もぱらつくという天気でしたが、日曜の午後ということもあって沢山の方々がおいで下さいました。「夜よりも昼」という声もありましたので、今後の開催は日曜の午後も考慮してみたいと思います。来月は16日(土)の開催、テーマはモーツァルトの《魔笛》です。

●楽譜
2008年1月15日 (火)

楽譜は私達にとってとても大事です。なのに私の部屋は楽譜があちこちに散らかっています。でもどの楽譜が何処にあるのかはしっかり記憶しているのですが、演奏会が重なり、時間が経つと、訳がわからなくなります。本棚にはきちんと整理されているのですが、それをいったん引っ張り出したらその後どうなるか・・・、大変です。最近は老眼が進行したので、どの楽譜も大きめに作らなければいけません。また演奏会で使う楽譜はきちんと整理しておかないと、頭の中に音楽がいつまでも入ってこない・・・、という困った傾向もあります。ご覧のように今度の演奏会の楽譜を、今日整理しました。

●今年の アートステージ567
2008年1月12日 (土)

今年2008年も京都「アートステージ567」でのコンサートシリーズを毎月開催します。今年第1回目は1月20日(日)、午後3時の開演で《春の海》。これは昨年の1月にも演奏した私の編曲なのですが、実はかなり難しい編曲です。でも琴と尺八の雰囲気がギターから聞こえてきて、自分ではかなり気に入っています。そのほかにはバッハの「前奏曲、フーガ、アレグロ」など。ところで、同じ週の土曜日26日にはやはり3時からアートステージで金 庸太さんのコンサートがあります(左のチラシ)。金さんは昨年CDデビューもされ、実力者です。なんと、昨年12月には結婚もされました。楽しみな演奏会です(主催は Manzana)。

●ナルシスト
2008年1月9日 (水)

僕は「ナルシスト」だと思うのです・・・。いや、きっと音楽家も、その他の芸術家という人も、あるいは芸能人の多くも、ナルシストだろうと思うのです。正しくは「ナルシシスト」と言うのだそうで、何故かというとギリシャ神話に出てくるナルキッソスという美少年が語源だからだそうです。木村拓哉草刈正雄佐田啓二が束になっても叶わないほどの美少年が、水面に写った自らの姿に恋をしてやがてやせ細って死んでしまい、水辺に咲いた花が「水仙」で、水仙のこと学名 Narsissus と言うのだそうです。ということは、 Narciso Yepes というのはスゴイ名前なんですね。
僕は自分の演奏もそうだけれども、作曲した作品も好きです。更には、ここで公開しているような文章も好きです。エッセイのところからご覧戴けますが、 とりわけ数年前まで連載していた「りんごのおと」のエッセイは忘れがたいものばかりです。現在連載している「FHN フォレストヒルニュース」 のエッセイも読んでいただけたらすごく嬉しいのです。演奏をしたり、作曲をしたりするのと全く同じレベルで、凝縮した自分自身がそこにあるな、と感じて時々読み返してみるのです。これをナルシストと言わずして、何と言えばいいのでしょうか。

●手首と手、または腕
2008年1月7日 (月)

「腕」「手のひら」は「手首」の関節によって連結されています。小さな骨が沢山集まって出来た精密器械とも言える部分です。腕から手のひらにかけては「真っ直ぐ」の状態がもっとも指を自由に動かす事が出来ます。簡単に確かめることが出来ます。腕を軽く前に付きだし指を適当にバタバタと動かしてみて下さい。このとき腕から手のひらにかけてが「真っ直ぐ」の状態とき、すなわち「手首を曲げていないとき」と「手首を曲げたとき」でどちらが、指を動かしやすいでしょうか?(続きを読む・・・)

●右手の動き
2008年1月6日 (日)

ギターの音について考える前に、なぜ私達の耳に「ギターの音が聞こえるか」と言うことを考えてみましょう。ここで言う「ギターの音」とは、その「音色(ねいろ)」「音の強さ(=大きさ)」、もう少し抽象的に言うことを許していただけるなら「音の表情(ニュアンス)」と言うような、「全体的なこと」です。(続きを読む・・・)

●鯛とヨモギ
2008年1月3日 (木)

昨日の鯛をさばく前に、家内がそれを見せに私のところに持ってきたときの写真。手前にいるのが「ヨモギ」、向こうにいるのが「マメ」。食い意地の張ったヨモギはさすが鯛を見逃しません。今にもとびかかりそうな勢いで、ジッと見つめています。昨日の鯛の塩焼きは半身でも食べ残してしまいました。今日はその残り身を「鯛飯」にしました。ご飯がまに昆布とお酒、お醤油を少し落として炊き上げ、炊き上がったら身をほぐしておいた鯛のみと、おネギ、細切りのショウガを良く混ぜて出来上がり。今度は骨付き切り身の状態から炊き上げてみたいと思います。美味しかった!

●おせちとご馳走
2008年1月2日 (水)

お正月のおせちです。昨年の写真と比べてみて下さい。・・・大きな変化はありません、だから「おせち」なのかもしれません。我が家の味、我が家の正月です。手前に見えるのは北海道の母が送ってくれる「鯨汁(くじらじる)」。これは北海道の独特の料理のようです。その向こうには「鮭の飯鮨」も見えます。家内は九州は大分の出身、年末にはぶりが送られてきました。そして今日は「鯛」。半身を刺し身に、そしてもう半身を「塩焼き」にしました。贅沢な食べ方ですが、鯛の塩焼きは絶品です。

●謹賀新年
2008年1月1日 (火)

昨年は私にとって沢山の「勉強の年」でありました
京都でスタートした毎月のコンサートシリーズ、各地でのアンサンブル講習、
そしてアメリカでの経験はとても新鮮なものでした。京都・アートステージ567でのコンサートシリーズは今年も開催いたします
1月は20日(日/3時)に再び《春の海》です、皆様のお越しをお待ち申し上げます
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