Google
WWW を検索 藤井眞吾のサイト を検索
2008年2月の Diary
from Nov. 19th 2002
only Counter!
2008
2007
 
次の月へ
●リハーサル
2008年2月18日 (月)

この写真は先日のコンサート《もうひとつの魔笛による変奏曲》の時の「リハーサル風景」手前にいらっしゃるのは、高槻のSTUDIO73の川中洋子さん。私は大抵のコンサートではリハーサルはほとんどしない・・・、せいぜい椅子の高さや照明の調整、会場の響きを確かめる、などだけなのですが、このコンサートシリーズではたっぷりリハーサルをします。なぜなら、プログラムが毎回このコンサート固有のものであるからなのですが、実を言うとこのアートステージ567は会場の雰囲気がとても良く、響きも気持ち良く、・・・私は要するにここでギターを弾くのが好きなんですね。だから、こうしてリハーサルをしているのです。ついでに白状しますと、この様にリハーサルをするようになったのは、川中洋子さんの主宰されるSTUDIO73でのコンサートがきっかけでした。彼女のコンサートでは彼女を始め、スタッフの野上君が、いつも静かに僕のギターの音に耳を傾けてくれるので、リハーサルがまるでもうひとつのコンサートのように、僕には気持ちが良いからです。4月29日にはそのSTUDIO73で久し振りにコンサートをやります。川中さんがいらっしゃってのリハーサル・・・、そんなことを思いだしていました。

●極上のワインが・・・!
2008年2月16日 (土)

今日はアートステージ567でのコンサートシリーズvol.17《もうひとつの魔笛の変奏曲》でした。 私自身の中で意識していたテーマは、勿論「モーツァルト/魔笛」、それから「変奏曲」、そして最後は「歌」という三つのことでした。今日演奏した曲は全部が「歌」を元にした音楽なんですね。私達器楽奏者はともすると、その楽器を達者に弾くことにばかり腐心してしまいますが、「歌」と言ってもいいし、「旋律」と言ってもいいのですが、これは音楽にとってやはりとても大事なことなのです。ところで、アートステージでのコンサートではいつも休憩の時に紅茶かワインがサーブされるのですが、いずれも最高! ところがいつもは演奏しなければいけないから、皆さんの美味しそうな表情でその味を推測するしかありませんでした。今回は98年のボルドー、しかもメルローとカベルネをブレンドしたという最高の味わいと香りのワイン。終演後私もいただいてしまいました。う〜ん、最高!

●基礎練習
2008年2月14日 (木)

昨日は基礎練習のことを少し書きました。公開レッスンや、自分が家で教えている生徒以外を教えるときには、彼らが「普段習っている先生の指導のもとテクニックや基礎練習のことをやっているはずだ」という前提のもとに教えているので、その辺のことを教えるかどうかというのを、やや躊躇する場合があるのは事実です。作品の理解を深めたり、音楽的な理解を正すことは如何なる場合も重要です。しかしそれらを音にして表すための技術的問題の解決を手助けすることも、レッスンにおいては極めて重要であり、それはまた教える者の大きな役割であるとも考えています。仮に私個人の練習方法を教えなくとも、極めて一般的で、当然のこととも思われること、有益な練習方法などはある程度積極的に教えるようにしようとも思っています。
明後日はアートステージで「もうひとつの魔笛」です。是非聞きにいらして下さい!

●博多から広島到着
2008年2月13日 (水)

昨日博多から広島へ到着。駅のホームには雪が舞っています。友人と食事をして、そのあとはまたまた「シェーナ SCENA」でおいしいワインをいただきホテルへ帰るときもまだまだ雪が降っていました。写 真は今朝、朝食をとっていたホテルのレストランからの景色。木の枝にまだ雪が残っています。今日は一日レッスン。楽しみです。先週土曜日のフォレストヒルでの特別 サロンコンサート、レッスンのことなどがフォレストヒルのブログでご覧いただくことが出来ます。いつものことながら、濃密な四日間でした。コンサートに来て下さった沢山の皆様、有難うございました。そして博多の生徒諸君も、しっかりと成長ぶりを聞かせてくれて、次のレッスンが楽しみです。 今日は広島でレッスン。

レッスンを終え、受講生達と夜は元気に居酒屋へ。なかなかおいしいお店、場所はエリザベト音大のすぐ近くです。この様な公開レッスンなどでは、生徒が持ってきた作品の音楽的な内容を中心にレッスンを進めますが、やはり技術的な勉強も避けることは出来ません。年に何度か教えに行く博多(フォレストヒル)では今回も合間をぬって「基礎練習」のレッスンをしました。こう言った練習はなにもプロを目指す人ばかりのためのものではなく、どんな人でも重要なことです。できればこのレッスンはもっともっと機会を作ってやっていきたいのです。時間と根気のいるレッスンですから、ある程度継続的にやる必要もあります。今回は博多でも広島でも何人かの生徒に「先生のホームページにあった練習ですね?」と、このホームページにある GuitarStudy をご覧戴いているらしく、とても嬉しかったです。広島(エルコンドル)でのレッスンはこれから定期的に行うことになりました。はたしてどれくらいの頻度で広島に行けるかはまだ解りませんが、関心をお持ちの方は「Classic Guitar Gallery El Condor エルコンドル Tel.082-223-2727」にお問い合わせ下さい。また来月、 3月23日には横浜で特別レッスン(公開レッスン・個人レッスン/主催:井桁ギター&エンターテイメンツ)の機会があります。

●レッスン
2008年2月8日 (金)

明日から博多、広島だというのに今日も二人レッスンしました。定期的に通 っている生徒は「1時間」のレッスン、というのはあくまで「建前」で、1時間で終らない場合は沢山あります。猫好きなTさんとひとしきり猫談義、そして質問好きな彼女は沢山のお話をしますが、今日は風邪気味とかで・・・。卒業論文の発表を今日終えたばかりのO君は、流石に睡眠不足のようでしたが、それでもギターを持つと元気になります。一緒に昼食のラーメンを食べてそれからレッスン。二重奏、独奏、と最近の彼の進歩は目を見張るものがありますから、勉強している曲も沢山あってなかなか終りません。でも色々な人達が私の家まで通 ってくれて、こうして時間を贅沢に使いながらのレッスンは、私自身も至福の時なのです。そして彼らから受ける刺激や、またレッスンを通 じて様々なことを考えさせられ、私自身が学ばされることも少なくありません。若いときはあまり教えることに余裕のなかった私ですが、教えることを楽しめるようになったのは40代になってからです。以前「閉じてこそ新に開く」と言うタイトルでエッセイを書きましたが、こうして続く生徒達との時間も、いつかは何かの形で「卒業」を迎えるときが来るのです。今は「その時」が未来に向かって羽ばたく素晴らしい瞬間となるように、ひたすら一回一回のレッスンを頑張るだけなのです。

●補遺
2008年2月5日 (火)

いくつか右手の指使いで面白いものがあるので、それに触れて本稿を終りとしましょう。「より現代的な指使い」でもお話しましたように、必ずしもジュリアーニの指示した指使いを守って下さい、というつもりはありません。ここにあるのはおそらくいくつもの可能性の中のひとつでしょうし、他の指使いを学ぶことは大いに意味があることです。(・・・続きを読む)

前のの月へ

WARNING!/本サイトに掲載されている画像、文章等、 全ての内容の 無断での転載・引用を禁止します
サイトマップ | リンクポリシー | お問合せ
Copyright © 2007 Shingo Fujii, All rights reserved