藤井眞吾、京都でのコンサートシリーズ
 
2009

 
2009年8月の Diary
※「Diary(日記)」は藤井眞吾のギター・ココログでごも覧いただくことができます
次の月へ


マリア・ルイサ

2009年8月20日(木)

 今度のコンサートシリーズ第35回《2009年の夏》は「ギターのための小品集」です(8月22日(土)7時開演)。今回は色々な角度から、小品集を眺めてみたいと思いますが、以前にも小品集を取り上げたときには、プログラムが沢山の曲集で一杯になり、「うわ〜、こんなに一杯弾くんだな〜」と思ったことを、また思いだしました。特に今年はF.タレガの没後100年ですので、私が最も好きなタレガ作品の中から四つのマズルカと、前奏曲集の中からそれぞれセットにして演奏してみたいと思います。曲本来の脈絡はありませんが「エンデチャとオレムス」と通称される二つの前奏曲(晩年の作品と言われていますが)と「アラビア綺想曲」も演奏します。また市販される「ギター名曲集」などに昔は良く掲載されていた「マリア・ルイサ(J.サグレラス)」は一般には、若干簡略化された版が流布していますが、今回は初版に基づいた物を演奏します。あとはこのシリーズでもう何回も演奏してきた武満徹さんの編曲、そして南米の作品などを演奏します。演奏予定の曲を一挙に掲しましたのでご覧下さい。チケットのご予約は「マンサーナ Manzana Tel.075-972-2834」まで。

 

 


山葵(わさび)

2009年8月14日(金)

友人が長野県での仕事を終えて帰って来たら、お土産にと和菓子と名産の「山葵(わさび)」を持って遊びに来てくれました。仕事も大成功、充実の日々であったようで、私も嬉しくなりました。夕食には早速、いただいた山葵をおろして、新鮮な魚がなかったので、蒲鉾や竹輪、そして薩摩揚げを戴きました。実は私は、こういった(俗に言う)練り物が好きで、一般には子供も大好きな食品なのですが、上手い蒲鉾や竹輪は、下手な魚より遥かに旨いと思っています。食べ方は三種類。先ずは王道「生食」。そのまま適当に薄切りをして、山葵をのせて、醤油をつけて食す。次は日に炙って、いただく。炭火が良いのでしょうが、網をのせてガスコンロでも良し。もう一つは、薄切りした蒲鉾や竹輪を沸騰した湯の中で、1〜2分遊ばせてザルにあげ、水切りをする。そのまま熱々を山葵醤油でやってもいいし、いったん氷水で身を引き締めても、また格別。本日は空腹の余り、最も簡単な生食でいただきました。鯵や白身魚を丁寧に小骨をとって、すり下ろした山芋、生姜などを混ぜてすり鉢でねって、油で揚げたり、湯がいて、それを同様に山葵醤油でいただいたら、それはもう最高。それにしても、本日戴いた信州の生山葵は最高! 鮫皮は持っていないけれども、普段使っている下ろし金でも上手におろせて、薄緑の餡のようにふっくらと、柔らかくおろすことができ、食卓一面に広がる新鮮な香りは、食材を引き立て、口の中に広がり、まるで「薬膳」のように爽やかな食事を楽しむことができました。22日の「2009年の夏〜ギター小品集」でも、こんな味わいを皆様にお楽しみいただければと思っております。

 

 


やっと夏

2009年8月5日(水)

やっと関西も梅雨が明けました。最も遅い梅雨明けです。といってもなかなか良い天気にならず、東北地方では農作物への悪影響が早くも懸念されているそうです。私は6月と7月が忙しかったので、ちょっと疲れがたまりました。幸い今月に入って、少しのんびりすることができ、目下英気をやしなっております。今月は22日にコンサートシリーズ第35回「2009年の夏」、久し振りにギターのための小品集です。今回は有名な小品ばかりでなく、私自身の編曲、そして余り弾かれることのない小品名曲もお聞きいただきたいと思っています。そして30日にはJGAのフェスティバルで開催される全国学校合奏コンクールの審査員として東京です。中学生や高校生による合奏は余り聞いたことがないので楽しみにしています。写真は、今日用事があって家内の運転する車で大阪に行ったのですが、ご覧のようなどんよりとした天気。

 

 


前の月へ
from
Nov. 19th 2002

only Counter!
ギタリスト・ 藤井眞吾のWebsite
更新2009年9月24日

Google
WWW を検索 当サイト内を を検索

WARNING!/本サイトに掲載されている画像、文章等、 全ての内容の 無断での転載・引用を禁止します
Copyright © 2009 Shingo Fujii, All rights reserved