藤井眞吾の経歴
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藤井眞吾のコンサートシリーズ
CONCERT SERIES
藤井眞吾コンサートシリーズ「トップページ」
京都 Kyoto/12月18日
藤井眞吾コンサートシリーズ vol.49「嬉遊曲」
大阪 Osaka/1月16日
「はじまりの音楽」with 倉石アオミ in 大阪(2011年1月16日)
 
 
 
 


 
2010
 
 
藤井眞吾のギター・ココログ
2010年12月の Diary
2010


もういくつ寝ると・・・

2010年12月31日(金)

 「・・・もういくつ寝ると」、はい、あとひとつ寝るとお正月です。ずっとギター二重奏のための《はじまりの音楽》を紹介して参りましたが、実は2月の演奏会《アンサンブルの醍醐味》で岩崎慎一さん、松岡滋さんと三人でこういう特別ヴァージョンも演奏しておりました。今年最後の記事は「三重奏版《お正月》」です。
 皆様、良いお年をお迎えください!

 

 


新しい液晶モニター

2010年12月30日(木)

2010_12_monitor

 昨日、新しいモニターを買いました。今まで使っていた液晶モニターは家内からの「お下がり」の19インチ。二三週間前から調子が悪かったのですが、そもそも3年くらい前に映らなくなって、修理したものを払い下げてもらって使っていました。しかしとうとう寿命。今日、京都駅の BIC CAMERA に買いに行きました。21インチのワイド。明るく、広く、とっても快適です。まるで四畳半の下宿から、高級マンションに引っ越して来た様な気分です。
 写真はその新しいモニターですが、実はそのむこうに見えているのがコンピュータの本体。実は今年の1月に、それまで旅行用に使っていた iBook(Shell) を卒業して、iBook G4 をわざわざ中古で買って、家にいるときもこれをメインで使っていたのです。ですから外出したときも、家にいるときと同じ環境でコンピュータを起動でき、大変便利でした。モニターの後ろにはそれまで数年間使い続けた Power Mac G4 (Quick Silver) があって、こちらも併用しながらやっていますから、そのために SANWAサプライの PC切り替え機(SW-KVM2LU)を愛用しています(〜写真中央下に見える)。つまり、ひとつのモニター、ひとつのキーボードで、二つのコンピュータを切り替えながら使えるわけです。まだ OS9(クラシック環境)が必要な私は、この一年間この iBook には大変お世話になりました。娘のもっている最新の MacBook を触ってみると夢のように快適で、欲しいのはやまやまですが、もろもろの事情からそれが出来ませんので「彼(=iBook)」には、来年も頑張ってもらわなければなりません。でも、彼はなかなか「出来る奴」ですよ!

 

 


お正月

2010年12月29日(水)

 いまこそこの曲を弾いて頂きたいです。「お正月(滝廉太郎)」、私は子供の頃、本当にお正月が楽しみでした。その歌詞の通り「・・・もういくつ寝ると」と指折り数えたものでした。そんな昂る子供の気持ちを想像しながらお聞き頂ければと思います。(※ 大人になった今も、お正月は大好きです!)

 

 


去年の今頃

2010年12月26日(日)

 去年の今頃、つまり2009年12月26日の午後、何をやっていたかと言うと、新宿でリハーサルをやっていました。翌日の演奏会で、富川勝智さん、益田正洋さんと私の作曲した二重奏、三重奏をやるためです。特に「二台のギターのための三つの断章 3 Fragmentos para dos Guitarras」はこの演奏会のために書き下ろした作品で、この2番目の曲「静寂のアンダンテ Andante con Calma」は、同じ年に益田さんのために作曲した「地平線の協奏曲」の主題を引用したもので、ギター二重奏曲にうまく仕上げられたと、気に入っているものです。演奏は富川勝智さんとの二重奏です。

 こちらは益田正洋さんとの二重奏、《はじまりの音楽》から「あんたがたどこさ」。いずれも、とっても元気な演奏です!

 

 


Xmas

2010年12月25日(土)

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 昨夜はクリスマスイヴ。家内が豪華なごちそうを作ってくれました。末の娘は雪降る北海道にいるので、長女と三人、のんびりとごちそうを頂きました。

 

 


朧月夜

2010年12月23日(木)

 これまでに行った演奏の中から「はじまりの音楽」をビデオでご紹介しています。YouTube に公開していますが、これは9月に博多で行った演奏会、井桁典子さんとの演奏で「朧月夜」です。

 

 


19世紀ギター

2010年12月22日(水)

 京都でのコンサートシリーズを終えて様々な事を思い返しています。今年は19世紀ギター(J.Bucher)による演奏が一回しか出来ませんでした(1月23日《ジュリアーニ作品集》)。来年はもう少し出来たらと思っています。下の演奏は、丁度一年前、2009年の12月19日に行った《2009年を振り返って》での演奏、A.Diabelliの「Andante Sostenuto」です。

 

 


Yesterday

2010年12月20日(月)

 第50回のコンサートシリーズも無事に終わりました。大学を卒業して就職した(元)生徒なども聴きに来てくれました(ありがとう!)。今回は初めてお見えの方が結構いらして、嬉しいと同時に、また来年も頑張ろうと言う気持ちが一層強くなりました。来月(1月16日)は大阪での演奏会がありますので、京都ではお休みです。《2010年を振り返って》というテーマであったせいか、演奏会が終わって少し疲れがでました。「Yesterday」をはじめ、何曲か YouTube にビデオを公開しましたので、ごらんください。

 

 


2010年を振り返って

2010年12月18日(土)

 私は写真を撮られる事が嫌いでした。おそらく、写真は時間を止めて、固定して、畢竟それを手にした人は現在の自分を見てくれないだろうから、・・・と言うような気持ちからでした。いつも時計の針を、先へ、先へと進めたいと思って生きてきましたが、気がついてみれば時計の針はずいぶん回っていました。
 二週間程前から YouTube と言うサイトにビデオをアップロードするために、今年の演奏会や去年のものまで、自分の演奏を見すぎて、いささか嫌になっていました。それは写真を撮られる事が嫌いなのと、似たような理由からでした。もう終わってしまった自分の演奏を聞き返す事は反省の材料にこそなれ、楽しくない時も沢山あるからです。いささか食傷気味になりながら、今日の演奏会のプログラムを準備していると、ここでも「今年一年を振り返る」という、時計の針を逆戻りさせなければ行けないような作業が私を待っていました。ビデオを見たり、今年一年のプログラムを振り返ったりして、何日間か、あるいはもしかしたらほんの何時間だったかもしれませんが、私はもう本当に何にも手がつけられない程に疲れ果ててしまいました。前を向く事、ひたすら前進する事、そして成長する事ばかりを考えてきたので、過ぎ去った事を反省や勉強の材料としては尊重しても、それ以上には愛着を持っていない自分がそこには居ました。
 うんざりするような気分の中で、ふと気持ちが楽になる瞬間がやってきました。ビデオの中で演奏しているのは、間違いなく自分なのだと気付いたとき、過去を見ているのではなく、それが現在の自分と時間を越えて重なりあったような感覚でした。それは猛スピードで走る電車の先頭車両、しかも一番前の座席に座って、進行方向ばかりを見つめていたのを、振り返って後部の座席を眺めるのではなく、いったん後ろの座席に座ってみて、もう一度進行方向の景色を眺めてみる、・・・というような感覚でした。
 音楽作品に接する時、現在から眺めるのではなく、本当に自分と言う存在を、何百年かさかのぼったところに置くことが出来なければ行けない、と感じていたのはおそらく、このことと何かが共通しているように思われました。
 ですから今日は「今年を振り返る」のはなく、今年一年間が毎日そうであったように、将来の事、時計の針の進む先を見つめながら演奏したいと思います。

(藤井眞吾/2010年12月18日)
〜プログラムノートより

 

 


プロモーションビデオ?

2010年12月16日(木)

 宣伝も動画の時代のようです。まるでプロモーションビデオのようですが、明後日の演奏会の宣伝が主催のマンサーナのサイトでご覧になれます。いよいよ明後日は今年最後のコンサートシリーズ、そして「第50回!」。今日の京都新聞夕刊でご紹介頂きました。マンサーナのブログでご覧下さい。(明日には演奏曲目を全てアップします!)

 

 


函館での「エアー Air」初演

2010年12月15日(水)

 2007年11月の事です。函館市文化スポーツ振興財団の主催でリサイタルを行いましたが、同時にアマチュアの人達を対象にした講習会も開催されました。同団体の委嘱でその課題曲としてかいたのが《エアー Air》です。11月20日函館市芸術センターでの私のリサイタルでは、第二部開始の前に参加全員による演奏を急遽行うこととしました。これがその時の演奏です。忘れがたい、思いで深い演奏です。

 

 


友人からの音楽

2010年12月14日(火)

 先日の洗足音楽大学の音楽祭、FUYUON での演奏を YouTube にアップしました。曲は二曲。「主題と変奏」はギター合奏の練習曲として書いたオリジナル作品。「友人からの音楽」はもともとフルートオーケストラのために書いた組曲です。この演奏会で、司会進行をして下さっていた原善伸先生のちょっとおもしろい「マイク事件」の写真も追加しましたので、是非ご覧下さい。

 「主題と変奏」はこちらです「http://www.youtube.com/watch?v=IsUcV2Uteo0

 

 


永田農法の無農薬野菜

2010年12月13日(月)

 私は天ぷらが大好きで、おいしそうな野菜を見ると、すぐに天ぷらにしてもらいます。「永田農法の無農薬野菜」を頂きました。人参、大根、里芋、キャベツ、ラディッシュ、ほうれん草(?)…沢山入っていました。ほうれん草を「おひたし」にすると新鮮さが広がりました。大根の葉を、二日前から煮込んでいたおでんの汁で炊くと、豪快なおひたしになりました。人参と、人参の葉は勿論天ぷらです。最高に美味しかったです。「よもぎ」も食べたそうに見ています。

Templa_yomogi

 

 


もうすぐ今年最後のコンサートシリーズ

2010年12月10日(金)

 京都で毎月コンサートシリーズをやって参りました。来週の土曜日、12月16日は第50回目を迎えます。最初はこんなに回数を重ねるとは夢にも思っていませんでした。やらなければならないと言う義務感のようなものは全く持っていませんが、むしろコンサートが無いと思うと堪らなく寂しくなるので、やって来た、と言った方が当たっているような気がします。
 とは言え、今年は例年と少し違う事が二つありました。
 ひとつは「8月」、この月は第47回になる筈だったのですが、私自身が中国、韓国、そして国内のフェスティバルなどに行かなければならず、実質的に京都でのコンサート開催が無理となり、はじめて「お休み」とさせて頂きました。
 もうひとつは「2月」です。この月はいつも会場としている「アートステージ567」でイベントが重なり、別の会場を使わなければなりませんでした。少し広い会場だったので、アンサンブルをすることにしました。おおさかから、松岡滋さん、岩崎慎一さんのお二人にお越しいただいて《アンサンブルの醍醐味》として二重奏や三重奏を楽しみました。このビデオはその時のオープニングピースで、「スペインのフォリアによる変奏曲(藤井眞吾)」です。また来年もこんな企画が出来ればと思っています。

 

 


Albuequerque の Kanengiser

2010年12月9日(木)

 だいたい思い込みが激しかったり、早とちりの多い人間なのですが、私は。今回もそれでした。カネンガイザー氏からもらっていたメールで「12月4日はメキシコで《天使の協奏曲》と思っていたら、そうではなくてアメリカ合衆国の「ニューメキシコ」でした。そして今日 YouTube を見ていたらなんとその時の演奏ビデオがもうアップされているではありませんか。・・・しかしそれを見てもまだメキシコだと思い込んでいて、地名を「アルブケレケ」と読んでいました。「ウ〜ン、流石はメキシコ、曲名をちゃんと《Concierto de Los Angeles》とスペイン語で書いている」なんて感心していたのですから、我ながら飽きれてしまいます。英語では「協奏曲」が「Concerto」と書きますから。「Albuequereque」は「アルバカーキー」、アメリカ合衆国のニューメキシコ州の都市でした。演奏しているのは31名の高校生だそうです。元気な演奏です! まだアップされたばかりのようです。

 

 


ラプソディー・ジャパン Rhapsody Japan

2010年12月7日(火)

 数日前から YouTube にビデオを公開しているのですが、DVDからデータのリッピングに、フリーウェアの Handbreake を使っていたのですが、私の iBook では時間がかかりすぎる事と、出来上がったビデオファイルがどうもあまりよくないので、有償のソフトで「Pavtube DVD Ripper」と言うのを購入して作り直してみたら、なかなかいい感じです。これも作り直しました、昨年福田進一さんと上海で演奏した「ラプソディー・ジャパン Rhapsody Japan」です。YouTube で「shingo fujii」あるいは日本語で「藤井眞吾」と入れて検索して頂いてもリストが表示されます。

 

 


演奏をするパワー

2010年12月4日(土)

 《天使の協奏曲》はW.カネンガイザー氏のために書いた曲で、初演は勿論のこと、これまでも何度も色々なところで共演してきましたし、また彼自身もアメリカで20回を越える公演をしてくれています。実は今日12月4日もメキシコのメキシコシティー市でも演奏して下さるのです。彼との演奏は昨日も下記ましたように、とても刺激があるのですが、此処に紹介するビデオは2008年に九州ギター音楽協会主催の「九州ギターフェスティバル2008」での演奏です。独奏は益田正洋さん。オーケストラはこの時のために招集された、九州ギターフェスティバル特別ギター合奏団。・・・要するに、この時のためだけのメンバーで、全員揃っての練習は実は演奏会当日だけでした。本番の前に一時間くらい「公開練習」をやりましたが、それまでの断片断片の練習を統合し、音楽をする本番への緊張が高まり、本当にすばらしい演奏を聴かせてくれました。まさに演奏するパワーが炸裂したような気がしました。勿論、益田さんの独奏ギターも素晴らしかったです(益田さんには来年2月再び《地平線の協奏曲》を演奏して頂きます)。全楽章アップしていますので、是非ご覧下さい。

 


演奏すると言うことについて

2010年12月3日(金)

 演奏すると言うこと、あるいは音楽のことについて考えない日はありません。ここ数年の経験の中で、おそらく私にとって忘れがたい、そして生涯色あせないであろう経験と記憶は、この時の演奏会のことです。2006年7月20日、京都ALTIホールで、「ギター音楽の様々」と題して、アメリカからW.カネンガイザー氏をお招きして行った演奏会のことです。この日のために新作「天使の協奏曲」を書き下ろしたり、また沢山の人達と膨大な時間をかけて、練習をしたり・・・、どれも私にとって楽しく有意義な時間でしたが、なかでもこの演奏会の前の日に、大津市で行ったカネンガイザー氏とのリハーサルの事、そしてこの映像にある本番で過ごした時間は特別です。一度も共演した事が無く、かといって特に個人的に知己が深かったわけでもない私達が、新作を作りそして、多くの人達と一緒にこれだけの音楽を作ったと言うのは、本当に忘れがたい事です。音楽を「創る」ということを改めて考えさせられ、実感しました。
 聴衆は勿論、私もカネンガイザー氏も、そして演奏していたオーケストラのメンバーも興奮していました。最後には思いもかけないアンコールをしました。それがこのビデオです。(第3楽章のカデンツァから演奏)

 


林檎

2010年12月1日(水)

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 とうとう12月。先日、北海道の友達が林檎を送って下さいました。毎年送って下さるのですが、林檎は私の最も好きな果物で、思いでも沢山あります。勿論、皮を剥いてデザートやおやつに食べると、とってもさっぱりしていいのです。写真は何かと言うと、本来こんなに立派なりんごでは作らないのですが、あまりの美味しさにちょっと贅沢をしてみたわけです。皮を剥いて数ミリにスライス、鍋に入れてお砂糖で弱火で30分程。そのまま食べても、ヨーグルトをかけても、そして写真のように、トーストにのせても美味しいのです。こんなにおいしい林檎は、やはり特別に美味しい味になりました。

 


2010

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Nov. 19th 2002

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更新 2011年1月11日