凄いことになってきました。昨夜帰りのタクシーでは外の景色は
吹雪でしたが、運転手さんは「明日にはどうせ溶けるんですよ」と言っていたのに、なんと吹雪は続いて、今日は一面
雪だらけになってしまいました。ドライバー達は慌ててスノータイヤに履き替えています。ホテルの窓からの景色も一面
雪化粧。もうどこにも出かけられません。いえ、出かける気がしません。外は全く静寂の世界です。《Air》が演奏されるためにこれ以上の設定はありません。そして練習最終日も最高の練習ができました。
道路はこんな感じです。練習参加の皆様は会場に来るまで大変だったと思います。でも、今日の練習も素晴らしい成果
がみられました。最初に基礎練習と、技術の練習をした後、昨日よりも細かなこと、細部にわたっての練習をすることが出来ました。とは言え、やりたいことは山ほどあります。でも、現時点で私達ができる事は全てやっただろうとと思います。明日の本番に向けて、合奏団の方々も気力が充実している感じです。いよいよ明日は本番。聴衆の前で、私達の演奏を聞いていただくというのは、緊張することではありますが、でもこの「緊張感」こそが、音楽にとってはいつも大切ではないかな、と思います。この「緊張」を上手に楽しむことこそが、音楽の慶びの重要な一部なのではないかと思います。
とても良い練習ができました。だから、本番はきっと素晴らしい体験ができるだろうと確信しています。予報ではあしたは気温が上がって、雨が降るかもしれません。そうしたら、道路はぐちゃぐちゃ、演奏会においで頂く方々にはご不便をかける思いますが
、是非お時間のある方は私達の 《Air》、そして私のリサイタルを聞きに入らして下さい。
続く