さあ! いよいよ練習が始まりました。ココまでは《Air》についての楽曲解説、および奏法解説を連載してきましたが、本日11月18日に、とうとう函館で練習がスタートいたしましたので、その模様をレポートしていこうと思います。今日は練習に先駆けて、2時10分から函館のFM局、FMイルカの番組に生出演させていただいて、色々お話をさせていただいたのですが、スタジオに着くと何と函館山は雪景色! 早速その景色を写
真に・・・。
こんなに新鮮で綺麗な雪は本当に久し振りなので、私はすっかり有頂天です。なんだか気分もロケーションも《Air》にとって最高の環境が整ってしまいました!
放送も無事終了。練習は亀田福祉センターで6時半からスタート。30メイ近くの方達による合奏団となりました。メンバーリストによりますと、ギター歴が一年に満たない方も結構いらっしゃったので、最初の練習はどうなるだろうかと、思っていたのですが、とても良い音、良い響きを聞くことが出来ました。ですからもう、今日の練習で曲全体の把握、そしてパートごとのバランスなどもかなりの事を勉強できました。
何よりも嬉しかったのは、時間が経つに連れてメンバーの方々の表情が明るく、そして生き生きとしてきたことです。問題点、疑問点をひとつずつ解決していくことは重要です。そして自分の演奏する曲がどんな音楽であるかということを理解することは最も重要なことです。今日はそれを満足のいくところまでやることが出来ました。
ですから明日は、さらに奥深いところまで入り込むことが出来ますし、もしかしたら想像以上のところまで仕上げることができるかもしれません。・・・ということで、本日急遽、主催の「函館市文化スポーツ振興財団」の方にお願いして、明後日20日の私のリサイタルの中で、合奏団による《Air》の演奏を披露させていただくこととなりました。明日はですから、「練習」をするというレベルから、「ステージで弾く」と言うレベルまでの勉強をする予定です。函館近郊の皆様は是非聞きに入らして下さい!
さて、練習を終え、夕食を済ませ、ホテルに帰ってみると外はさらに一面
雪景色。殆ど「吹雪」と言って良い状態で、上の写真はホテルの玄関前、タクシーを降りたときです。さすが、北海道、函館。地元の人はどうかわかりませんが、私にとってはとても嬉しいプレゼント。こんな綺麗な雪景色は本当に久し振りです。
さあ、明日の練習が楽しみになってきました!
続く