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2008年4月の Diary
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STUDIO73
2008年4月30日(水)

快晴に恵まれた29日高槻(大阪府)のSTUDIO73で《19世紀から20世紀へ》と題してコンサートを行いました。ギターにとって「黄金世紀」とも言える1800年代の作品からソル(Op.44、Op.24)、コスト(Op.39)、メルツ(Op.11)を演奏。ソルの Op.44では Bucher を使用しました。20世紀は様々な要素の交錯する時代でしたが、私自身が編曲した「春の海」、ブローウェルの「練習曲」、武満編のポップスなどを演奏しました。こういった作品を演奏していると、あらためてギターの音楽の素晴らしさを感じます。またSTUDIO73はこれまでも沢山、私のコンサートを企画して下さっていますが、いつもギターの音が美しく響くと聞きに来て下さった方々には好評です。また次の機会には、皆様是非聞きにいらして下さい。

やっぱり、マリーちゃん
2008年4月28日(火)
先日(4/16)我が家のヨモギが「マリーちゃんが好き」という話を書きましたが、もう一匹のマメも大好きのようです。ご覧のようにうっとりとした表情で午睡を決め込んでいます。さて明日はいよいよ、高槻の STUDIO73 でのコンサートです。ところがうっかり本番のプログラムを主催者に送るのを忘れていました。こちらの演奏会では毎回我が侭なプログラムを演奏させていただいてきました。どうやら明日も我が侭なプログラムになりそうです。結局「じゃあプログラムは作らずに、藤井さんが口頭で曲目解説をしながら・・・」ということになりました。そんな我がまままで許してくれる STUDIO73 は本当に最高です!そこで今日一日ギターを弾きながら、色々考えて「じゃあこの曲を弾いちゃおう!」とまたまた我が侭なプログラムを弾くことにしました。
タケノコ
2008年4月23日(水)
午後の便で函館を発って、京都に帰ってきました。JALの搭乗手続きでは珍しいことに「お席に空席がありますので、楽器は機内にお持ち込み下さい」と、まあなんと優しいことか! 八幡は「竹」の有名なところです。家族との夕食ではご近所から戴いたという筍がでました。春の味覚、いえ、春の食感です。これは北海道にはない、食の楽しみ。元気が出ます。さあ、明日からまたレッスン・・・、そして来週は高槻でのコンサートです。STUDIO73は私にとって「演奏活動の原点」と言ってもいいような会場です。ここで私の演奏活動はスタートし、そして何度も演奏し、多くのことを学びました。今回は19世紀から20世紀にかけての音楽。
コンサートとレッスン
2008年4月20日(日)
  19日は講習会がありました。ホテル函館山を会場に、朝10時半から午後4時まで。「基礎練習」「アンサンブル課題」「指揮法」と三つのテーマを勉強したのですが、今回のアンサンブル課題曲「アンサンブルのための練習曲」は指揮法の実習のための作品です。拍子の変化、テンポの変化、ダイナミックスの変化などを勉強します。「基礎練習」では毎日の練習について、右手と左手にポイントを絞って実践すること、そしてそれを少しずつ継続すること。お昼にはホテルが用意して下さった、豪華な中華料理をいただきました。この講習会は今年の11月にも開催の予定です。
  ホテル函館山は、函館山のロープウェーのすぐ近くにあり、眺めも最高です。実は二十数年前、私の結婚披露宴もこのホテルでやったのでした。
 20日はセブンスデーアドベンチスト函館キリスト教会でコンサート、《ギター音楽のひととき》をおこないました。100名弱が収容できるチャペルで、綺麗な響きがします。プログラムは・・・(続きを読む)
函館、公民館
2008年4月18日(金)
この日の大きな目的がもう一つ、函館市公民館でのコンサートです(写真6)。函館に居を移されて演奏・教授活動をされているチェンバロ奏者の 森洋子 さんの演奏はかねてよりお聞きしたかったのです。この日は更に函館の若いミュージシャンが加わって、なんと、ビートルズやカーペンターズ、そして「上を向いて歩こう」に「戦場のメリークリスマス」というカジュアルプログラム。それから函館市公民館はとても懐かしい建物で、私が学生の頃、帰省してここで演奏会をやったり、さらに子供の頃にはこの会場でプロのギタリストの演奏を聞いたりしたところです。洒落た佇まいは昔のまま、音響も意外に良いのです。とても懐かしい!(続きを読む)
函館、バル街
2008年4月18日(金)
函館に「バル街」と言うものがあると聞いたのは昨年函館を訪れたときのことで、スペインレストラン「バスク」の深江さんからでした。きっとスペインの「バル Bar」の様なお店があるのだろうと、そしておいしいワインと、函館の食材を活かしたタパスなどがあるのだろうと思って、友人に「今度はバル街で飲みましょう」と何気なく言っていたのでした。今回のコンサートや講習会の関係で18日に函館入りの飛行機を取ったので、「18日にバル街で飲みましょう」と打診をすると「さすが藤井さん、よく調べてられる」とのお返事。「調べている」とは一体どうしたことか、こちらは何も調べてはいないのだが、とりあえず函館に来てみると、なんと「バル街」というのは年に2回しか開催されないフィエスタのこと。しかもこの18日がその日だったのです。(続きを読む)
女好きの猫
2008年4月16日(水)
時間に追われる日々が続き、のんびりするヒマがなかなかありませんが、こういう光景を見ると気分が安らぎます。写 真は我が家のデブ猫「よもぎ(7kg+)」ですが、座布団の上にこのピンクの毛布を掛けてやると喜んで寝ます。うっとりするように寝ます。・・・最初はこの毛布の生地が気に入っているのだろうと思っていたのですが、よくよく見ると、可愛い猫の絵が描いてあるではありませんか。我が娘に尋ねてみると、この描かれた猫は「マリーちゃん」と言うのだそうです。・・・なんだ、そうかヨモギはマリーちゃんが好きだったのか。 ヨモギはオスです、念のため・・・。
絆・きずな
2008年4月15日(火)
先日の横浜・青葉台での「ホセルイス・追悼コンサート」とはまた違った味わいのある、爽やかなコンサートでした。今日は、池田慎司さん、岩崎慎一さん、そして富川勝智さんによる「ホセルイス・ゴンサレス追悼コンサート」では30代の若いギタリスト三人によって、マエストロに寄せる思慕の念とも言える、敬愛の深さを清々しく感じさせてくれました。彼らは私が ALCOY でマエストロに教えを受けたころから10年から20年の時の隔たりを持っているのですが、そこで学び経験したものに対する強い情念は、私の世代の人間と何ら変わるものがありません。マエストロを中心に、音楽家としての絆の強さを感じた一日でした。この演奏会のために書き下ろしたギター三重奏曲《ALMA》も、本当に素晴らしい演奏で、この作品を書いているときに思い描いていたサウンドをはるかに越える広がりと、音色で初演してくれました。17日には横浜で、18日には東京・GGサロンで再び演奏があります。関東方面 の皆さん、是非聞いてみて下さい!
バリオスとその時代
2008年4月14日(月)
昨日、京都・アートステージ567でのコンサートシリーズ第19回《バリオスとその時代》が終りました。タレガからの資産、そして20世紀前半のギタリスト達からの貴重な宝物とも言うべき作品の数々です。これまでも折に触れてバリオスは弾いてきましたが、バリオスの作品を中心に演奏するというのは、私の人生の中で2度目のことです。でもやはり、これらの作品の演奏はとても難しいです。その難しさを乗り越えて、初めて到達できる音楽と言うのがありますが、バリオスにもやはりそういう音楽があると思います。タレガの音楽も、また改めてその深さ、濃密さを実感しました。この音楽は近いうちにまた挑戦したいと思っています。来月は《コンサートと公開レッスン》、受講生はまだ募集しています。
88888
2008年4月8日(火)
丁度一年前の4月10日の日記にアクセスカウンターが「55555」になったという話題をかきましたが、今日は「8」が並んで「88888」となりました。と言うことはこの一年間、365日で「33333人」の方がこのHPを訪問して下さったということになります。思うがままに日々の出来事など、他愛もないことを綴っている DIARY(日記)、やっとスタートできた GUITAR STUDY 、さっぱり更新が出来ない ENGLISH ページなどですが、演奏会の情報だけは、なるべく早くアップするようにしていきたいと思っています。
《ALMA》初演
2008年4月6日(日)
ギター三重奏のための《ALMA》と言う作品をつい先日上梓したことを書きました。昨日、小倉で初演戴きました。奏者はいずれも故・ホセルイス・ゴンサレス氏の愛弟子達、池田慎司さん、岩崎慎一さん、富川勝智さんの三人です。残念ながら私は昨日の初演を聞きに行くことは出来ませんでしたが、夜に三人から元気な声を聞くことが出来ました。今日は福岡市「あいれふホール」で3時からスタートです(主催/フォレストヒル音楽工房 092-715-3828)。 写真はたった今お送りいただいたあいれふホールでのリハーサル風景です。15日には大阪の阿倍野区民小ホール で公演がありますので、皆様是非聞いてみて下さい。私も大阪で聞かせていただく予定です。
《桜》満開
2008年4月5日(土)
きょうは、ポカポカと春の陽気で、ぶらりと我が家の辺りを散歩してきました。知らないうちにすっかり春が元気になって、きっと今日は一番の桜です。八幡様の境内も、タイコ橋から眺めた景色にも、きっと桜目当ての人達で賑わっていました。そうか、今日は土曜日だから家族連れも多かったわけです。羽織っていたカーディガンが要りませんでした。陽光のせいで、と言うよりは、もう空気が温かくて、呼吸のたびに身体がポカポカとしてきます。
きょうは、小倉で私の新作を演奏戴きます。ギター三重奏の曲で《ALMA》という、恩師ホセルイス・ゴンサレス先生に捧げた音楽です。今は仕事があって、聞きに行けないのが残念です。 明日は博多であるのですが、それも行けません飛んででも、聞きに行きたい気分です。 どうかお近くの方は聞きに行って下さい。三人の若い演奏家の方々が、きっと良い演奏を聞かせてくれるはずです。明日のコンサートを主催されるフォレストヒルのブログには、6月のコンサートのご案内ももう既にアップして下さっています。そうなんです、六月も忙しくなるのです。
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