Diary
2007
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●ゴールデンウィーク
2007年4月30日 (月)
ゴールデンウィークであるということをTVのニュースなどで知るだけで、私の生活には何の実感もありません。ただレッスンに通っている生徒が「帰省する」とか「旅行に行く」とかで、結構暇になって、「ああ、世界はゴールデンウィークなんだな〜」と気付く次第です。まあ、ようするにここ数日はちょっと自由な時間が出来たと言うことなので、たまった仕事や、普段出来ていなかったことを頑張ってやってしまおうかと思っています。
●もうひとつのショーロ
2007年4月27日 (金)
来月のアートステージでのコンサートはもうひとつのショーロ。これはこの Diary の2月11日にも書いたのですが、最近 ESCHIG 社から出版された楽譜によるものです。ヴィラ・ロボスのいわゆる「ブラジル民謡組曲」は個々には綺麗な曲だと思うのですが、まとめて演奏するという衝動には駆られたことがありません。今回発見された「Valse Choro」はあの「緑の館」の雰囲気、アマゾンの密林の木々のむせ返るような香りでいっぱいです。圧倒的に個性的で魅力的なショーロ、こんなギター音楽が1920年頃にあったなんて驚きです。今回は従来から知られる「Valsa Choro」と、そして「Valsa Choro」の両方を訊き比べてみたいと思います。またアルゼンチン出身の J.モレルの作曲した独特の雰囲気のする CHORO、など南米作品に加えスカルラッティ、アルベニスなど、これまでとは少し趣の違ったプログラムです。5月26日、土曜の夜7時、もうひとつのショーロをお聴き下さい!
●函館市のギター
2007年4月26日 (木)
私の故郷は北海道の南部、上磯町。今は大野町と合併して「北斗市」となりましたが、丁度函館市の西側に隣接しています。殆ど毎回のように帰省した時は函館にある「安田裕子ギター教室」の方々のレッスンをします。最初のうちは(10年以上前)は主宰の安田先生を始め「精鋭のメンバー達(?)」だけでしたが最近は生徒も若い世代が増え、かなりの方々が積極的に公開レッスンや個人レッスンに臨むようになりました。基礎的なことに重点を置いた公開レッスンや、個々の問題を解決する個人レッスンがやっと函館のギターを学ぶ人達に浸透してきたことは、とても嬉しく思います。
圧倒的に初心者の方が多いのですが、でもとても熱意をもってギターを勉強してられます。ですから毎回技術的なことでの「基礎」、そして音楽的な「基礎」を繰り返し勉強しています。今回はソルの Op.60の練習曲集を中心に勉強しましたが、次回は Op.44の練習曲集、そして二重奏とアンサンブルも行います。次回は今年の11月の予定!
●名曲集を終えて
2007年4月25日 (水)
昨夜北海道から帰って、「なんだ函館の方が京都より温かいかな?」と言う印象です。二日間とプラス半日のレッスン、そして受講生を対象にした小さなコンサート、濃密な日々でした。15日にやった「誰もが奏でるギター名曲小品集」と同じようなプログラムで演奏したのですが、ギターを勉強している皆さんには矢張り喜んでいただけたようです。ただ、今回こういう特集をしてみて「名曲」という概念や、実際に今の若い人達がギターを始めるきっかけになる曲、というのは随分変わっているのだな、と感じました。それから今回はそういうわけで私自身もいわゆる「ギター名曲集」の様な市販されている楽譜に色々と接したわけですが、中には随分といい加減な編集をしているものがあるという事実に憤りに近いものを感じています。編集者が原曲に手を加えて、それがかえって一般に浸透することを助けるという例もありますが、現在流布している曲集にはそうではない、つまり「改悪」と言わざるを得ない例も沢山あります。特にソルやバリオスなど、ちゃんとした曲集が既に出版されているものに関しては安易に「名曲集」で事足りたと思わずに、ちゃんと本来の曲集を入手して勉強するようにしていただきたいと思います。そうしなければ「間違った音」「原曲と違うもの」を勉強してしまって、後の祭りとなってしまうことがあるからです。
●極上のトロ
2007年4月20日(金)
昨日から北海道の実家にいます。写 真は昨日の夕食。一番手間に見えるのは「イカの刺し身」。函館の方ではイカの刺し身はこのように松葉のように細く切ります。そして取れたてですから、イカの身は透明に近く「パリパリ」しています。そしてその向こうは「霜降り神戸牛」ではありません。「トロ」です。最高、極上のトロ。舌にのせると、まさに「トロトロ」としなだれかかるようにマグロの旨みがすそ野を広げます・・・!ん〜、旨い!
●公開レッスン終了・・・
2007年4月17日 (火)
先日15日にコンサートシリーズを終えました。《誰もが奏でるギター名曲小品集》沢山ひいてしまいました!公開レッスンでは三浦伸夫さんが「アルハンブラの思いで」とVilla=Lobosの「前奏曲 第1番」を演奏。素晴らしい演奏を聞かせて下さいました。こんな素晴らしいレベルの方がアマチュアでいらっしゃるんだから、凄いことだと思います。
●旨い!
2007年4月13日 (金)
本当はあることを祈願して成就したあかつきにいただこうと思っていたシャンパンですが、だいぶ先のことになったので、とうとう我慢ができずいただいてしまいました。「旨い!」なんて素敵な味なんでしょう。PannierのBrut、Selectionです。生憎女房は下戸なので独りでいただいてしまいました。
もうすぐアートステージでのコンサートシリーズ「誰もが奏でるギターの名曲小品集」です。ずっと以前からやりたかったことです。こういうシリーズでなければ出来ないことだろうと思います。でもなんだか「凄いこと」のような気がどこかでしています。その「スゴイ」という意味は、これらの小品が僕自身に対して、ギタリストとしてのあらゆる資質を問い詰めてきているということ、そのことがとんでもなく重要なことだと、解っていながらやっているのだ、と言うことです。今回のプログラムにも沢山のメッセージがあるけれども、それはもしかしたら、聞きに来てくれる聴衆の人達ばかりでなく、まるでタイムカプセルのように、僕自身に発せられるメッセージなのかもしれません。
●カウンター
2007年4月10日 (火)
当サイトは2002年の11月からスタートしましたが、以来コンテンツの整理やデザインの改良など、未だにゴールにはたどり着いていません。より多くの方々にご覧戴けるようにと、またその励みとなるようにと、スタートして間もなく「カウンター」を付けることとしました。訪問戴いた回数を数えるものです(私が訪問しても、それは勿論数えられません)。昨日夜そのカウンターが「55555」となりました。こういうのを「きり番ゲット」と言うのだそうです。ゲットされたのはどなたか解りませんが、たまたま目にしたらこの数字だったので、縁起の良さそうなこの数字、早速記録してみました。これからもよろしくお願いいたします。
●桜満開
2007年4月9日 (月)
早くから「咲くぞ、咲くぞ!」と号令の大きかった桜前線、八幡市辺りは桜満開、きれいです。仁和寺の法師の逸話で有名な山門をくぐってすぐのところ右手に池があります。鯉が沢山いる池です。此処の桜が綺麗だったので携帯で撮影してみました。最近はこういった景色、桜の艶姿、池の鯉、ひとつひとつの情景にいくつもの想い出が重なってくるような気がします。

from Nov. 19th 2002
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