Diary
2007
6






 

●6月30日、水無月を食す
2007年6月30日 (土)
この写真は何かというと「水無月(みなづき)」という和菓子。京都のもののようです。6月30日は一年の丁度折り返しの日で、「晦日(晦日)」というのだそうです。一年の終りの12月31日は「大晦日」。なるほど。後半の無病息災を祈願してこのお菓子を食べるのだそうで、これは、「夏越祓(なごしのはらえ)」という行事に関係があるそうです。「夏越祓」は「水無月の祓い」とも呼ばれ、梅雨の時期、おそらく色々な病気が蔓延して、少しでも涼を求めるという意味で、氷室の氷を模した「ういろう」に小豆の餡を乗せたのが、この水無月と言うわけです。我が家でも家族皆で戴きました。病気になりませんように!
●イタリアントマト
2007年6月27日 (水)
ミニトマトやハーブ等の苗をを毎年春になると植えるのですが、今年は「イタリアントマト」も植えてみました。順調に育って、もうこんなに立派な実を付け、昨日からほのかに色づいてきました。十分に熟させて、サラダや、あるいは煮込みのソースとしても美味しいかもしれません。この隣りにはミディアムサイズのミニトマト、さらにその隣は普通のミニトマト、皆元気に育っています。春に土おこしをして、有機肥料と苦土石灰を入れました。忙しい毎日、スケジュールに追われながら生活していると、こういう眺めが気持ちを和ませてくれます。また、ふと気がつくとしっかりと成長していることが日々の蓄積、時間の緩やかな経過を心地よく感じさせてくれます。
今日、53歳を迎えます。
●失望、ボブ・サップ
2007年6月25日 (月)
K-1のオランダ大会のTV放送があった。オランダといえば格闘技の盛んな、そして数々の名選手を輩出している国。また昨年同地で予定されていたホーストの引退試合で対戦相手のサップが直前にキャンセルというどたばたもあって、今度はP.アーツとサップが復活戦、など話題はあった。しかし、それにしてもサップは情けなかった。期待していたわけではないけれど、あんな試合で高い入場料を払ったお客は主催者に「詐欺!」と言いたくなるでしょう。スーパーへビー級のチャンピオン、S .シュルトの試合も相変わらずつまらなかった。格闘技の面白い試合は矢張り100Kg級以下ですね。
●今年も半分が・・・
2007年6月13日 (水)

昨年に引き続き「アートステージ567」でのコンサートは、今年は「毎月」と目標を立ててスタートしましたが、とうとう今度で今年6回目! 正直に言うと「毎月なんて出きるだろうか・・・」という気持ちもありましたが、なんとか「半分」まで漕ぎ着けました。毎回、特別に新しいことや変わったことをやろうとは思わずスタートしました。でもそれなりに、その回毎の特色を作ってくることが出来たと自負しております。今回は「コンサートと公開レッスン」ということで、演奏は1時間のプログラム。前回は1時間半も弾いてしまって、その反省をふまえて、今回は今年半年間の「ピックアップ・ダイジェスト・プログラム」みたいなものにしようと思っています。受講生の丸山君のカルカッシの練習曲と、武満氏の編曲したアイルランド民謡を持ってきますので、とても楽しみです。

●野党よしっかり!
2007年6月7日 (木)

最近の政府の動向は心配でならないし、安部総理の言動、国会でのやり取りも我が国の政治の貧弱さを実感させられて情けなくなる。社会保険庁の問題で民主党の小沢氏の質問に「じゃあどうしたら良いか、具体的な案を言って下さいよ!」とケツをまくるのはまるで子供の喧嘩ではないですか。だいたいこの人は就任以来、結構パフォーマンスが好きで、先日のごみ拾いはあまりにひどかった。管氏に責任をなすりつけた今回の発言も、現在の与党のスタッフの不甲斐なさの象徴だろう。だけれどももっと気をもむのは、こんな与党をだらだらと好き勝手にさせている野党の力不足。政治に限らないけれども、やはり拮抗する力のバランスからよりよい組織が構築されるのだし、その力が強ければ強いほど、そして緊張が強くなければ、より上等な組織は望むことが出来ない。与党に負けず劣らず、不甲斐ないのは今の野党だ。さくらパパなんか参議院選に擁立していていいのですか?

●指の練習
2007年6月1日 (金)

練習の仕方や課題は殆ど頭の中に整理されているので、楽譜を見る必要はないのですが、それでも「そこ」に至るまでには山程のスケッチを書き捨て、やっと簡潔なものに到達します。また生徒達のレッスンでは、どんなに簡潔な練習課題でも、やはりいったん「楽譜」に整理してやらないといけませんので、時々テキストを作り、そして同時に自分にとってもこれまでの練習内容を省み、整理する良い機会となります。
「左指の練習/右手と左手の同期 」を整理していて、1、2、3、などの指番号を振っていたら何か昔のことを思いだしました。そう私は大学生のとき「騒音」の研究をやっていて、実験データの整理解析のためにコンピュータを使っていたのですが、当時は今のようなコンピュータではなく、何でも自分で「プログラム」を組立てやらないと、動かないというものでした。BASICという簡単な言語を覚えて、いくつもの計算式を実験データに当てはめて、騒音の評価方法を検討するためにコンピュータを使っていました。ある日、自分のギターとリコーダーの練習のために「乱数」で数字を発生させ、毎日様々な指の課題を練習するという、簡単なプログラムを作ったのですが、これが思いもよらぬ効果があり、また毎日変化する課題がとても面白かったことを思いだします。練習はひとつのパターンにはまるのではなく、毎日が変化したほうが良いようです。


from Nov. 19th 2002
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