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Guitar Study

《続・独習者のためのステップアップ講座
by Shingo Fujii

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CHAPTER 8.
音色(ねいろ)-2

第2節「手首で角度を変える」

 弾弦する角度を変えるには手首の角度を変えます(図8-2)。
 ある一定のポジションで、弦に対して「90度」から「45度」位までの変化を付けてみて下さい(図8-4)。



【図8-4】角度による音色の変化
8-4

   90度=鮮明な音
   45度=ぼやけた音

と言う感じがしますか? もしかしたら・・・

   90度=か細い音
   45度=太い音

と聞こえるかもしれません。「音色」は絶対的ではなく「相対的」です。要はこれらの違いを確実にコントロールできるように、テクニックとして身につけると言うこと、そしてそれを音楽表現に反映させて行くと言うことが大事です。これが方法の第二番目「角度調整による音色変化」です。
 この方法が確実に身に付いたと思ったら次のようなことをやってみて下さい。

  ①サウンドホールの上や指板上の スル・タストの位置で、90度で硬い音を出す。
  ②駒の近く、ブリッジ寄りのスル・ポンティチェロの位置で、45度で柔らかい音を出す

「位置移動による音色変化」の方法と「角度調整による音色変化」の方法、ふたつが完全にマスターされていれば、こんな変な事ができるはずです。勿論音のニュアンスは違うでしょうが。  硬い音を得る場合には「爪だけ」を使って、弦を上に掻き揚げるようにするとよりいっそう効果的です。柔らかい音の場合にはその逆です。これら全ての要素を十分に理解して、様々な音色の変化を付けられるようになって下さい。単に「音色の変化」ではなく、音の「雰囲気(ニュアンス)」も様々に変化することでしょう。これが出来たら前回の【課題3-b】のアクセントで「より太く力強い音」を出すように練習すること。