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“カルカッシのギター教則本について”

ニ短調

【Andante】

 この曲などはアーティキュレーションなしで弾いたのでは、全く無毛な音楽になります。でもカルカッシはそのことは求めていないようです。この「ニ短調」で第1部は終わるのですが、さすがのカルカッシもこの辺で「ネタが尽きてきた」感じがします。

Anadante

【VALZ】

 カルカッシは低音の三本の弦を開放弦で使うことによって、楽曲の演奏を容易にするよう工夫を凝らしています。それは作品60においてもみられます。この曲などもそのアイデアが功を奏していますが、ここまでくると流石に曲に飽きてきます。

 

valz