ニ長調
【Allegretto】
この教則本の第1部では低いポジションで左手は和音を抑えて、右手の技術的には「アルペジオ」の動きで旋律を作ると言うことが殆どです。ですから全編通じてアルペジオの基本的理解が必要ですし、いわゆるアルアイレ充実した音を出すように。
【Allegretto】
これも同様に左は和音を抑えて、右手の動きで旋律を作ります。9小節目からの三度和音による軽快なリズムは八分音符を少しスタッカートすることによって感じが出ます。後半のト長調(下属調)への転調は、柔らかく膨らみとても綺麗です。
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