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David Russell デイビッド・ラッセルと私
2004年10月8日

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 いよいよ今日は大阪、豊中アクア文化ホールでデイビッド・ラッセルギターリサイタルです。4年ぶりに聞く彼の演奏が楽しみです。今回のプログラムには最近 Telarc からリリースしたアルバムからの中南米の作品が含まれています。D.レイスは特に楽しみです。バッハやヘンデルは以前の来日でも演奏されましたし、CDでも聞くことが出来る曲ですが、ヘンデルは彼が若いころ挑戦していたまさに「超絶技巧」の集大成のような編曲で、今回は一体どんな演奏を聴かせてくれるのかも注目したいところです。テデスコの「悪魔の綺想曲」はデイビッドの随分昔のLPレコード時代に収録されていますし、またたしか2度目の来日時にも演奏していたように思います。きっと彼の大のお気に入りなのでしょう。この曲はまさに題名の通り、非常に気まぐれで気ままな楽想の変化や、どことなく陰鬱で暗い空気が漂っていると思うのですが、デイビッドのそれはどことなく空気が澄んでいるような気がします。ウォルトンはJ.ブリームの演奏が強烈な印象を多くのギターファンに与えていると思いますが、デイビッドの演奏はまったく趣が違います。この辺の曲も久し振りに楽しみです。 こうしてみてみると今回のプログラムは随分と変化に富んだものですね。また新旧のレパートリーが網羅されていて、David Russell ファンには興味の尽きない、巧みな曲目構成となっているようです。

 約一週間にわたって、私の先生である David Russell 氏のことを書いてきました。到底書き尽くせるものではありません。それから彼は会うたびに「先生と呼ぶな、友達なんだろう?」と言います。実際彼は私のわずか一歳しか年長ではありません。しかし私が彼から学んだことは本当に計り知れなく大きく、その意味でも、先生であることには間違いありません。このようなギタリストに巡り合えたことは本当に幸せなことです。
 今回もマスタークラスでの通訳として手伝わなければいけませんし、また13日には大津市の琵琶湖ホテルのチャペルで「琵琶湖リサイタルシリーズ vol.24」として、80名の会場で彼の演奏を聴くことが出来るという、大きな楽しみも待っています。今回の来日でもきっと忘れ難い体験をさせてくれるだろうと期待していますが、そのお話はここではあまり出来ないかもしれません・・・。と言いますのは、現代ギター社から彼とのインタビューを依頼されているので、少し時間を置いて、現代ギター誌で読んでいただくということになるかもしれないからなのです。ご愛読ありがとうございました。

(2004年10月8日)
終り

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