7月にアウラ音楽院で公開レッスン
5月29日(火)  
aura

  ・・・ことしもアウラ音楽院で Ustream 中継をしながらの公開レッスンが実現しました。4~5名の受講生を募集しますが、ギターを初めて間もない人やギターを独学されている方からプロフェッショナルを目指す方まで、様々なレベルの方々に受講頂きますことを願っております。 音楽の基礎、テクニックの基礎はどのようなレベルの人にとっても共通で普遍のものです。 むしろ基本に立ち返った勉強の方が、上級者には重要なことがあります。 7月8日、皆様と有意義な勉強会としたいと思っております。(詳細

 

 

  ヤスリの柄を作りました!
5月28日(月)  
yasuri

  爪を磨くとき、最初は金属製のヤスリを使うのですが、もう20年近く使っていたヤスリの柄が壊れてしまいました。プラスチウックで出来た白い柄なのですが、もう何年か前からひびが入り、数ヶ月前には瞬間接着剤で抜けて来たヤスリ部分を固定していました。ところが、とうとう昨夜このプラスチック部分も、からからと崩れ落ちてしまったのです。私のヤスリは大阪の金物屋さんで見つけたドイツ製、かの有名な(!)ゾーリンゲンのもので、国産のものより小振りで、目もきめ細かくとても使い易いもの、最近は気に留めて探してみるのですが同様のものにお目にかかったことがありません。そこで、先日作ったばかりの「爪磨き台(4月30日の日記ご覧下さい!)」の材料である「革」を重ねあわせて「革製の柄」を作りました。なかなかいい感じです。世界にひとつしかない、私の爪ヤスリになりました!

 

 

  「音読み」の補足練習
5月27日(日)  
5_1

  ・・・開放弦の音は左手に自由を与えます。すなわち・・・

  1.ポジションの移動が容易になる
  2.他の声部の演奏が容易になる
  3.左手を休める事ができる

・・・という自由です。ここでは「1.ポジションの移動が容易になる」事を目的とした練習ですが、ただし「音色(ねいろ)」には十分気をつけてください。前後の音とつながるように。これは右手の弾き方で調整します。(・・・続きを読む

 

 

  神になった人間
5月26日(土)  

kyusyu

  ・・・この間にギターのケースを足下に置きながら、今練習している曲を「頭の中で演奏」します。脳みそは空っぽになった感じで、頭の中にはギターの音が飛び交って、まるでコンサートホールのようになります。そして同時にまぶたの裏側には楽譜がハッキリとした映像で浮かんできます。左手の指は指板の上に置かれているかのように、そして右手の指は六本の弦をはじいているかのように、かすかに動いています。時々頭の中でなっている音が止まったり、濁ったり、そして見えていた楽譜の一部が「虫食い」のように見えなくなるところがあります。そこでは勿論、今まで演奏していた指も止まってしまいます。「暗譜(記憶)」が完全ではないヶ所があるからです。・・・(「エッセイ〜神になった人間」を読む

 

 

  音読みの練習方法
5月25日(金)  

4_1

 

  【課題4-1】をゆっくりと弾いてみてください。このとき必ず「ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ~」と、最初のうちは声に出しながら弾いてください。課題4-1Bでは「ファ」が半音あがっ たとき、頭の隅で「ファ」とい いながら「」と思い浮かべれば、 それで結構。これは「第1 ポジ ションでの長音階」ですが、「短 音階」もやってみること。
 【課題4-2】 にはいくつかの短いフレーズを課題としてあげました。これらの「音名」を口に出して読みながら、練習してくだ さい。(続きを読む

 

 

  「固定ド、移動ド 」
5月24日(木)  
4_1

  「固定ド」とか「移動ド」という言葉を聞かれたことがあるのではないでしょうか。要するに「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」というのはハ長調(ドで始まる長調)では「音階の名前(階名)」としても、「音の名前(音名)」としても、いずれも「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」なのですが、ニ長調(レで始まる長調)では「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」の音名は「レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・レ」であるということなのです。
 しかしギターを弾く場合には「移動ド」という考え方は、和声や音階の理解には意味を持ちますが、実際の指運びにはなんら意味を持ちませんので、必ず「固定ド」で練習してください。つまり第1弦開放弦の「ミ」は「ハ長調では第3音のミ」ですが、「ト長調では第6音のラ」になり「ホ長調では主音のド」になる、などというややこしい読み方は不要だということです。第1弦開放弦の「ミ」は「ミ」、いかなる場合でもこの音は「ミ」と読み、呼ぶようにしましょう。(続きを読む

 

 

  Rhapsody Japan
5月20日(日)  

  ・・・昨日は京都でのコンサートシリーズ第65回《華麗なるソナタ》でした。やっぱり、ジュリアーニのこの曲は名曲ですね。次回は6月30日、何と第66回です。まだタイトルは決めていませんが、20世紀の作品を何曲かお聞き頂こうかと思っています。昨日 Facebook のカネンガイザー氏のページに、3月に彼と Orange County の Souka University でやったコンサートのビデオが公開されました。その中から、抜粋ですが「Rhapsody Japan」の演奏をご紹介いたしますので、是非ご覧下さい。とっても素晴らしいホール、音響も最高でした。 そのうち、私のソロのビデオも届く筈です。

 

 

  右手と左手の同期
5月17日(木)  
3-3

  ・・・「さて本題に入る前に少しだけ、きわめて基本的なことを考えてみたいと思います。「卵が先か、鶏が先か」という議論があります。・・・こんなことを考えてみましょう。
 第2弦の開放「シ」から続けて「ド」「レ」 と3つの音を弾いてみてください。最初の音「シ」は解放弦ですから、左手は使いません。右手のいずれかの指で弾きます。「m(中指)」で弾いたとしましょう。さて次は左手「人差し指(1)」で「ド」を押さえて、今度は「i(人差し指)」で弾き、最後は左手「薬指(3)」で「レ」を押さえて、再度「m(中指)」で弾きます。問題は「ド」と「レ」を弾くときです。弦に触れるのは右手が先ですか? それとも左手が先ですか?……こういう質問をすると大変多くの人が「それは、当たり前ですよ、どちらかが先なのではなくて、右と左が同時なのですよ」と答えます。
続きを読む

 

 

  続・独習者のためのステップアップ講座
5月16日(水)  
stepup

   「現代ギター」誌に2009年の4月号から2010年の3月号までの12回に渡って《独習者のためのステップアップ講座》というタイトルで連載を書きました。内容はその名の通り、独習者が日頃の努力を開花させ、更に上達するにはどうしたら良いか・・・、をアドバイスするというものでした。実はこの連載の依頼は突然にやって来て、たしか2009年の2月頃だったと思いますが、横浜で仕事をしている時、滞在しているホテルで携帯が鳴り編集長から「・・・このような内容で連載を書いて欲しい」との相談を受けたのでした。編集長曰く「藤井さんがホームページに書いている Guitar Study みたいな内容で・・・」という説明で、連載の趣旨にも賛同した私は二つ返事で承諾したのでした。ところが>初回の〆切りはもうすぐ目の前に迫っていましたし、いざスタートしてみると勝手気侭に書いていたホームページとは違って、毎月内容を整理し課題などを作っていくのは大変な作業・・・(続きを読む

 

 

  華麗なるソナタ
5月14日(月)  
05

   今月のコンサートシリーズは、ちょっと早くて、19日(土)。今週の土曜日です。ジュリアーニの作品15番「華麗なるソナタ」と題して、前半ではジュリアーニを中心とした19世紀のクラシック音楽を、後半ではスペインの音楽をお聴き頂く予定です。このジュリアーニのソナタはジュリアーニの作品を代表するもののひとつで、また19世紀にギターのために作曲されたソナタの中でも傑作のひとつだと思います。何よりも第1楽章の「ソナタ形式」がとても上手く書かれていて、音楽の大きな展開が見事です。第2楽章の緩徐楽章も美しく、難しい曲ですが豊かな内容を持っています。最終楽章はロンド形式なのですが、私は長い間この楽章だけは何か不完全な感じがして気になっていました。今回練習してみて気付いたのは、このロンド楽章はごく普通の「A1 - B - A2 - C - A3 + coda」という形を持っているのですが、二つ目の主題部分(ハ長調)が非常に短く、イ短調の「B」セクションからハ長調の「C」セクションへの「経過句」のように聞こえてしまう、ということが理由のように思います。二つ目の主題部分は一般的に「短い」ものですが、私にはどうもこれは短すぎるような気がしてなりません。今回はこの部分を少し書き足した形で演奏してみようかと考えています。

 

 

  Loudoun County
5月11日(金)  
loudoun

   丁度二ヶ月前の3月11日、私はアメリカのワシントンDCにあるダレス空港 Dulles に到着しました。LAGQとLoudoun County Public Schools の委嘱で作曲した《SHIKI 》という合奏曲の初演のためです。アメリカは三度目の訪問でしたが、今回のツアーは指揮のほかにリサイタルやマスタークラスなど、しかも27日間の長期滞在。不安がなかったわけではありません。夕方にホテルに到着して、あちこちに咲き乱れる桜の花を眺めながら、時差ぼけのまま過ごしたホテルの写真がこれです。ツアーの様子は3月4月日記でご覧下さい。つい先日、この初演の様子がドキュメンタリーとして地元のTV局によってビデオにまとめられ、公開されました。勿論地元でも何度も放映されたそうです。この作品が今回アメリカで500人もの人々によって演奏され、そして日本に対する想いを某か残す事ができたとすれば、作曲者として最高の喜びです。

 

 

  小技(こわざ)
5月10日(木)  
fig1

   チューニングをするとき「音を良く聞く事」は勿論なのですが、いくつかの「小技(こわざ)」というのはあります。「調弦について」の中の「注意-2」で書いたように《音の余韻を聞き比べる》という事もそのひとつです。演奏の前に無神経に弦を連打する人にかぎって、いつまでも音があいません。それは音の余韻を聞いていないからです。もうひとつの小技は、ナット部に起因する事です。どんなに上手な製作家のによって作られたナット(の溝)でも、実際には弦との間に摩擦を生じます。その摩擦力が弦の滑りを悪くしてしまいます。特に金属を撒いた三本の低音弦ではそれが顕著で、例えば6弦を「ミ= E」から「レ= D」に下げた時は、いったん音が「合った」と思ってもそのすぐあとに「レ=D」が上がって(シャープ)しまいます。それは弦がナットに乗っている部分、溝との間の摩擦のせいで(ナットを挟んで両サイドの弦の)張力が均衡していない、という事が主な原因です。ですからこの場合、右手で弦を引っ張ってやると「安定(均衡)」が早く得られます。
  では音を「レ= D」から「ミ= E」に上げた時はどうでしょうか? この時は糸巻きとナットの間にある弦を左指で、クイッ、クイッ、と数回押してやると同じ効果が得られます。
  ナットの溝が奇麗に掘られていればこういう問題も少ないのですが、素人はナットの「溝切り」などには手を出さない方が賢明です。特に4弦の溝はとても難しいですから。しかし、昨年私は浜松のギター製作家S氏から素晴らしい「魔法の粉」を戴きました。この粉を滑りの悪い溝にパラパラと降りかけると、たちどころに滑りが良くなり、キリキリと言う雑音も出なくなり、すいすいと調弦が安定してくれます。佐藤さん、魔法の「白い粉」有り難うございました!(これは、けっして怪しい「白い粉」ではありません!)
   調弦の一般的注意に関しては「Guitar Study」の「調弦について」をご覧下さい。

 

 

  チューニング
5月8日(火)  
fig1

   合奏をする場合などは「電子チューナー」を装着するように、学生などに勧めています。そのほうが「安全に」演奏をする事ができるからです。もちろん、チューニングは本来、自分の耳で正確且つ迅速に出来るようにならなければ行けないのですが、実際には大学生の場合などそれを期待する事はかなり難しいのです。ただし私の生徒には、レッスンの時など、出来るだけ自分の耳で調弦するように指導しています。それが出来なければ、またそれが出来るような聴力を身につけなければ、良い演奏は望めないからです。ギターには6本の弦があり、ヴァイオリンやチェロの4本より多いわけですが、数が2本多いというだけでなく、バイオリン属は「完全5度」という音程で合わせますが、ギターは間に「長3度」という曖昧な音程を挟んで「完全4度」であわせる事が、チューニングを難しくしている原因です。これは普段の練習から意識的に訓練しなければ決して身に付きません。またそのためにはチューニングの手順を簡潔に整理して理解しなければなりませんが、そのことを「Guitar Study」に「調弦について」として整理しておりますのでご覧下さい。

 

 

  りんごのおと
5月7日(月)  
RINGO


   滋賀県大津市で「琵琶湖リサイタルシリーズ」という、今から思うととんでもなく楽しい企画があったのですが、私はそれに深く関わっていました。琵琶湖ホテルのチャペルを会場に35回まで行われ、ギターや古学、室内楽のコンサートシリーズでした。私自身も演奏者として何度か出演しましたが、それよりも忘れ難い、すばらしい演奏はいくつもありました。80名も入ると一杯になるというこの会場で、D.ラッセルやW.カネンガイザー、P.オデットや荘村清志さんなどの演奏をじっくり聞くというのは、最高に贅沢な時間の様な気がしました。毎回、主催のマンサーナが作るコンサートプログラムは「りんごのおと」という機関誌としても編集されており、私はそこにエッセイを24回連載いたしました。もう10年以上前のことですが、昨日の事のように思い出します。この時に書いたエッセイは、私にとっても思い出深いものばかりです。エッセイ「りんごのおと」

 

 

  教えるものとして感じること
5月4日(金)  
lesson

   私は演奏活動を始めてからしばらくの間、レッスンがとても嫌で仕方がありませんでした。教える事が嫌いだったわけではなく、人に教えている時間も実は自分の練習のために使いたい、と強く思っていた事や、正直に云うと30歳代の頃は他人に確信を持って教えるという事ができないと感じていたからです。今は57歳、ずいぶん時間が経ちました。この間に実際には沢山の人を教えてきましたし、自宅でレッスンをする以外にも、色々なところでマスタークラスをしたり、音楽学校で教えたりもしてきましたから「レッスンが嫌だ」なんて言えるわけはないのですが、もしかしたら感じている事は30年前とあまり変わらないのかもしれないと時々に思います。 (「エッセイ」より/・・・続きを読む

 

 

  実は・・・、付け爪
5月2日(水)  
nail

  先週の土曜日が京都で演奏会でしたが、その前日になって「う・・・ん、やっぱり爪をつけよう!」と決心し、ピンポン球で付け爪をしました。爪を削りすぎたのが原因です。なんとか我慢をして弾けるだろうと思っていたのですが、前日になってどうしてもうまく行かず、とうとう付け爪をしました。久しぶりの事です。この日の演奏会、聞きに来られた方「付け爪」おわかりになりましたか? 私としてはかなり上出来の付け爪で、音質にも問題ありませんでしたし、なによりも弾き易くなり、余計な心配をする事なく先日の演奏会を終えられたので「付け爪 様、様」です。あと数日で自分の爪が十分な長さになるはずなので、そうしたら「アロンアルファ剥がし液」などを使って剥がす予定です。(付け爪の作り方は、こちら!)

 

 

  ホームページの整理
5月1日(火)  
iPhone

  連休に入ってからホームページの整理をやっています。このホームページもスタートしてから今年で10年になりますが、なかなか完成しません。今回は「Guitar Study」を整理しました。レイアウトを統一してご覧戴き易いようにしました。ブラウザーでのページ移動も俊敏になったのではないかと思います。まだまだ書きたいことはあるのですが、ここで外観の整理をしておかなければ、あとで大変になると思い、整理しました。ところで最近はコンピューターだけでなく、iPhone をはじめとするスマートフォンでのアクセスも急に増えて来たのですが、果たして自分のホームページがどう見えているのだろうかと心配になりチェックしてみたのが上の写真です。私の iPhone でもちゃんと見えていました。(う〜ん、バッテリーが切れそうだけれど・・・)

 

 


2012年4月 April の日記 Diary を見る・・・