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右手の動き
by Shingo Fujii

5.弾弦の角度(音質)-2

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前章の話を図式化して整理しておきます。

注意しなければならないのは、これらの角度は手首の調整によって作り出すものです。つまりいずれの場合も指は手のひらに対して(あるいは腕に対して)真っ直ぐにストロークしなければなりません。また角度を付けて弾弦する場合も、けっして弦を横に擦ってはいけません。雑音が出るからです。最後に、言い忘れましたが、これらの注意は「高音弦(ナイロン弦)」のみに当てはまるものです。「低音弦(金属巻弦)」では常に「90度」に弾弦しなければ、雑音が出ます。

次は手首について考えてみましょう