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Guitar Study

《アルペジオ Giuliani の Op.1by Shingo Fujii

右手について
~アルペジオ~
Giuliani の Op.1
 
1.STUDIO per la CHITARRA
2.なんと120ものパターンが!
3.練習の仕方~その1
4.練習の仕方~その2
5.より現代的な指使い
6.ルールの適用
7.補遺
 
更新/ 2016年8月30日
 
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STUDIO per la CHITARRA, Op.1 by Mauro Giuliani

 技術的な練習というのは、その目的がはっきりとしていなければなりません。「何のための練習であるのか」ということを明確に意識して(自覚して)練習しなければなりません。闇雲にバタバタと指を動かすことは百害あって一益無しです。その為には余分な要素を排除した簡潔な練習方法を見つけ出さなければなりませんが、余りにも単純な練習は学生達は得てして精を出しません。ある程度、音楽らしく、楽しみがなければイヤ、と言う人が多いので困ってしまいます。そういう人のためのアルペジオ練習には M.Giuliani の Op.1 STUDIO per la CHITARRA が持ってこい、です。

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 この曲集は四つの部分からなり、最初が「アルペジオ練習」、次は「三度、六度、八度の練習」、興味深いのが「特殊奏法の解説」そして最後が「応用練習曲集」となっています。こう言ったタイトルがついているわけではなく、あくまでも私が内容を説明したタイトルです。第三部では「テヌート(音価の保持)」「エトゥフェ(消音)」「デタッシェ(スタッカート)」「上行アポジャトゥーラ(短前打音~装飾音)」「下降アポジャトゥーラ(短前打音~装飾音)」「更に音を伴ったアポジャトゥーラ(短前打音~装飾音)」「そのほかの更に音を伴ったアポジャトゥーラ(トリル)」「グルペット(装飾音)」「レガート(スラー奏法)」「グリッサンド」「単純なトリル」「複弦によるトリル」「モルデント」などについて説明されていますが、これについてはまたの機会にお話しするとして、ここでは第一部の「アルペジオ練習」についてお話をしましょう。