Diary
2006
2

 

●正洋君
2006年2月12日(日)
10日(金)に益田正洋さんの演奏を聞いた。「ソナタの夕べ」と題して、ソル、テデスコ、パガニーニ、ホセの四つのソナタを通して聞く機会はめったに無い。鮮やかな演奏技術と伸びやかな音楽が飽きさせることなく音楽会を作り上げる。とは言え、ソルの2楽章、テデスコの2楽章、そしてとりわけホセの3楽章といった緩徐楽章も良く歌って美しかった。それらがあるからこそ、最終楽章の充実感は一層鮮やかであったと思う。将来が楽しみな演奏家の登場!
実は十数年前、僕が初めて長崎で演奏会をした時、その翌日に小学校6年生であった彼のレッスンをしたことがある。そしてその翌年(1990年)に彼は東京のコンクールで優勝し、それに際して僕が書き送ったという手紙を、何と持参してくれた! その手紙を見てやっと思いだしたけれど、言われるまで、そして見せられるまで、そんな手紙を書いたことすら忘れていた。嬉しかった。

from Nov. 19th 2002
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