北京のギター教授、陳志氏の教授活動50周年を記念したギターフェスティバルが6月9日から開催されています。私は《天使の協奏曲》指揮者としてお招きいただいております。
2008年6月、北京《天使の協奏曲》
6/12

主催者からもらった「予定表」には日中は「Sight Seeing」と書いてあって、そうか今日は「今日はお休みの日だな」と思っていたのですが、昨夜「出演者の皆さんは、朝六時半にホテルのロビーにお集まり下さい。そのために朝食は軽いサンドイッチをお部屋にお届けしておきます」と並々ならぬ 準備をしている雰囲気の報告。「私は市内観光は結構です・・・」なんて言う雰囲気ではない・・・。よくよく聞いてみるとバスをチャーターして「万里の長城」を見に行くのだという(!) 日本を出発する前、女房が「万里の長城とか見れるのかな?」というから「何言ってるんだ、万里の長城なんて山奥にあるんだろうし、そもそも俺は遊びに行くんじゃないんだぞ」と偉そうに言い放ってきたのに、北京の主催者には「遊びに行くことを命じられた」ような案配です。なんともはや・・・。
こんな時には出演者連中は絶対、なんだかんだと言って半分も早起きしてこないだろうと思っていたら、なんと全員ロビーに終結していて、まるで三国同盟ならぬ 、10ヶ国同盟決起集会みたいな光景になってしまいました。バスは予定通 り六時半にホテルを出発。広い北京市内をやっと抜けて高速道路にのったかと思うと、前方で何かの事故があったらしく、ひどい渋滞。一時間近く待たされてやっと動き始める。すっかり疲れて目的地に着くと「スターバックス」の看板が。早速アメリカ組は「コーヒーを飲むぞ! スターバックスだ!」と元気になる。イタリア組は「イタリアのコーヒーほどは旨くないが、まあいいか」と、女性達はベンチに腰を下ろす一杯のエスプレッソですっかり話し込んでしまって、いったいいつになったら万里の長城に着くのかと・・・。 右往左往する中国人ガイドの姿が、可哀相でもアリ、面白くもアリ、なかなかの珍道中です。
万里の長城の道は上り下りの階段ばかりで、しかもその殆どが急峻で、滑りやすいもの。大変疲れました。目的にまで行き着いたのは半分ほどの人間のみ。巨漢スコット・テナントは早々にリタイア、さっきまで威勢の良かったトマスと一緒にスターバックスに引き返して我々を待っていました。眺めは壮観でした。すっかり汗まみれになったら、ホテルに帰ってシャワーを浴びたいと、女性陣のみならず皆が思ったはず。ところがそうは行かず、このまま何やら歓迎会があるという。バスは一路市内へ向かい、そのまま中央音楽院へ。陳氏と学長が出迎えてくれ学校内を一通 り案内してくれました。学校の構内には大きなポスターが貼ってありました。びっくりして皆で写 真を撮っていると、学生達が大勢やって来て記念写真撮影会になってしまいました。そのあと歓迎の食事会。そして夜は陳氏の生徒達による演奏会。非常にレベルの高い演奏ばかり、特に七歳とか、九歳、十歳、といった幼年の子達は大人がビックリするような演奏を聞かせました。

123456
Google
WWW を検索 http://homepage3.nifty.com/shingogt/ を検索

WARNING!/本サイトに掲載されている画像、文章等、 全ての内容の 無断での転載・引用を禁止します
サイトマップ | リンクポリシー | お問合せ
Copyright © 2007 Shingo Fujii, All rights reserved