北京にやって来ました。早朝関西空港を発って、わずか二時間45分のフライトで着いてしまいます。北京市内の空気は報道で聞いていた通
り・・・、いえそれ以上に霞んでいます。高速道路を走りながら目に飛び込んできた彼方の風景は、大繁盛の焼き肉屋の店内のようです。ホテルに着くと玄関には偶然ビルやLAGQのメンバーが。懐かしい顔ばかりです。さっそく彼らのマスタクラスを見学。夕食もホテルで一緒に賑やかです。今夜は昨年聞きのがしたアマデウス・デュオを聞きに出かけます。《天使の協奏曲》のリハーサルは、早速明日です。
実は私はここに来る直前まで今回の演奏会が一体どのようなものであるのかという詳細をしっかりと把握しておりませんでした。北京音楽学校の陳志
Chen Zhi 氏には昨年アメリカでお目にかかりましたが、その時の《天使の協奏曲》演奏がきっかけで今回のことが実現しました。来てみると、陳氏の教授活動50周年を祝ったかなり大規模なフェスティバルで、連日朝から晩までコンサートとマスタークラスが繰り返されています。ちなみに私が北京入りする前日は「オープニングセレモニー」「コンサート/Yameng
Wang & Meng Su」「マスタークラス/Amadeus Duo」「コンサート/LAGQ-1」が行なわれ、今日は「マスタークラス/Martha
Masters」「コンサート/Cavatina Duo」「マスタークラス/LAGQ」「コンサート/Jorgos
Panetsos」「コンサート/Amadeus Duo」と言う内容です。
アマデウス・デュオのコンサートの後ホテルの近くにあるドイツスタイルのビヤホールに行って二人に乾杯。その後の散策は「ああ、北京にいるんだな」と実感させられる光景ばかり。
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