4. Indian Summer
インディアン・サマーは初冬にみられる晴天が続き暖く穏やかな気候、小春日和をさす。「老婦人の夏」や「聖ルカの夏」など、国によって様々な呼び名がある。この時期、暖かいとはいえ夜間はグッと冷え込む。そんな時、日溜まりの微睡(まどろ)みの中でふと脳裏に去来する想いは・・・
5. 雪虫(Snowbugs)
雪虫は、初冬の夕暮れ、フワフワと雪のように舞い飛ぶ小さな羽虫のこと。一年の間に4度のめまぐるしい世代交替をする。晩秋から初冬にかけて純白の衣装を纏ってトネリコ属のヤチダモの木を目掛けて一斉に飛翔する第三世代に続く第四世代は、食物を摂取する口さえ持たずに生まれ、交尾のみを繰り返して次のサイクルの卵を残して死んでゆく。
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作曲家、秋透(あきとおる)さんはフルートとギターの為の「ヌーンシティー組曲」の作者で、この曲は私と清水信貴氏のアルバム「夜のスケッチ」に収録されています。その清水氏と、フルートの中川佳子さん、チェロのD.リッチャー、そして私の4人でやっていた「エル・クワトロ
El Quatro」の為に2002年に作曲して下さったのが「ウィンター・ソングズ Winter Songs」という素敵な曲です。
2月16日に東京のサントリーホール(小ホール)で「日本の作曲家 2007」という音楽会があり、再演することとなりました。今回の演奏者は、斎藤光晴、長江真由子(フルート)、上森祥平(チェロ)、そして藤井眞吾(ギター)です。
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