レオナルド・ブラーボ
Leonardo Bravo
京都2006

2006年11月4日(土)2時〜
京都建築専門学校 よしやまち町家校舎

「アルゼンチンのギター音楽」と題して、レオナルド・ブラーボのコンサートと公開レッスンが急遽開催されました(企画=藤井眞吾/主催=マンサーナ)。京都建築専門学校のご協力により「よしやまち町家校舎」を会場として使用させていただきましたが、何とも得も言われぬ贅沢な時間を体験することが出来ました。京都建築専門学校の佐野先生、そして演奏者・レオナルド氏に心より感謝いたします。写真は開演前の昼食風景です。

開演に先だってレオナルド氏から「このように日本の伝統的で、素敵な場所で演奏できることは、私にとって大きな光栄です。世界には多くの文化があり、そしてそれぞれが独立したもので、その個性を守らなければ成りません。ですから今日は私は、私の祖国アルゼンチンの音楽を演奏します」というコメントがありました。
ユパンキ、ファルー、ジスモンティー、ピアソラ、そして自作の作品を演奏。どれをとっても極上の音楽、演奏。書院造の部屋に柔らかいギターの音色が隅々まで響き渡りました。何とも親密で、温かい空気が会場を満たし、いつまでも拍手が鳴り止みませんでした。

公開レッスンでは日本語で進行、時折ギタリストの岩崎慎一氏が通訳としてサポートをしました。アドバイスはどの曲でも、そしてどのような場面でも、常に客観的で、ブローウェルでは基本的な練習の仕方、ヴァイスではパッサカリアの演奏の仕方、そしてシネーシの「Cielo Abierto(澄みきった空)」では、作品の由来や彼自身の演奏の秘密など、盛り沢山で、有意義な勉強となりました。誰もが熱心に最後まで聞き入っていました。

写真右は受講生とレオナルド
(竹形、佐藤、レオナルド、蟹江)

●コンサートの案内

レオナルドがやってきます!来週土曜日京都の京都建築専門学校 よしやまち町家校舎でコンサートと公開レッスンを開催します。彼の演奏はいつも音楽に溢れていて、本当に優しく、暖かい気持ちにさせられます。実は私は彼が演奏する「クラシック」もとても好きなのですが、今回は最も得意とする、そして祖国アルゼンチンの音楽を演奏。自身の作曲作品・編曲作品も含みます。彼のレッスンも多いに興味が湧くところです。若いギタリスト達! この機会にレオナルドの「本物」の音楽とギターに触れてください!
会場はいつも私が使っている「アートステージ567」の近く、堀川下立売の西一本目を南へ50m行ったところで、とても素敵な京都らしい建物です。 (今回は畳の部屋でギターをお聴きください!)

(藤井眞吾/2006年10月26日)

PROGRAM

●Atahualpa Yupanqui:
- La Pobrecita
- La Nadita
- Lloran las Ramas del Viento
- El Pocas Pulgas
●Leonardo Brovo:
- Fukuokena
- Valderrama (G.Legizamon/arr. L.Bravo)
- Guarmimunachi (dedicado a Shingo Fujii)
●Eduardo Falu:
- Entre las Brasas
- La Fronteriza
- La Quartelera
- Villancico
●Egberto Gismonti:
- Pallazo (arr. L.Bravo)
●Astor Piazzolla
- Verano Porteno

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