函館でのリサイタルはもう何度になるか数えきれないくらいですが、今回は初めてのことがいくつかあります。まず「会場」。私はやはりある程度の大きさ、空間的広がりのあるコンサートホールの方がはるかに弾き易く、好きですが、「芸術ホール」はその意味でもとても楽しみです。
そしてもうひとつは何と言っても、ピアニスト・伊藤亜希子さんとの共演です。彼女の評判はかねてより沢山の方から伺っており、今回は「ある貴紳〜」だけでは物足りなく、それでモーツァルトを追加して演奏することにしました。勿論この曲は原曲がバイオリンであり、しかも殆ど「ピアノソナタ」と言うべき内容ですが、それだけに彼女とのアンサンブルは今からとても楽しみです。
ソロでは「モーツァルトを讚えて」と副題にあるように、ソルの超有名な「魔笛の変奏曲 Op.9」を久し振りに演奏します。あとは、ブローウェルとブラジルの音楽。ギターの魅力に溢れた作品ばかりです。
*主催・お問合せ/安田裕子ギター教室
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