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      Concerts - Shingo Fujii

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SHINGO FUJII, GUITAR RECITAL «Ciaccona»
in BIWAKO, TOKYO, 6 KYOTO 2003.July 13, 19 & 31


このページには・・・

プログラム(演奏曲目)について●●●●●●●
●バッハの器楽作品と7弦ギター
●ラベルとプーランク
●武満徹の編曲
●ソルの変奏曲

●楽器と調弦について

●琵琶湖リサイタルシリーズを終えて
●近江楽堂でのリサイタルを終えて



Programme

1.マルボローの主題による変奏曲 Op.28(F.ソル)
F.Sor; Introduction et variations sur l'air Malborough Op.28

2.亡き王女のためのパヴァーヌ(M.ラベル/編曲 藤井眞吾)

M.Ravel; Pavane pour une infante defunte

3.武満徹 編曲による・・・
arrangements for guitar by Toru Takemitsu;

ロンドンデリーの歌(アイルランド民謡)
- Londondery Air (Irish Folk Song)
ヘイ・ジュド (J.レノン&P.マッカートニー)
- Hey Jude (J.Lenon & P.McCartney)
シークレット・ラヴ(S.フェイン)
- Secret Love (S.Fain)
虹の彼方に(H.アーレン)
- Over the Raynbow (H.Arlen)

4.三つの常動曲(F.プーランク
/編曲 藤井眞吾
.F.Poulenc; Mouvements Perpetueles

i. Assez medere
ii.Tres modere
iii. Alerte

5.チェロ組曲 第1番 BWV1007(J.S.バッハ/編曲 藤井眞吾)
J.S.Bach; Suite in C BWV1007
i. Prelude
ii. Allemande
iii. Courante
iv. Sarabande
v. Menuet I & II
vi. Gigue

6.シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番 BWV1004より)(J.S.バッハ/編曲 藤井眞吾)
J.S.Bach; Ciacconna from Partita BWV1004

プログラム(演奏曲目)について●●●●●●●●●

 私が7弦ギターを初めて演奏したのは10年ほど前になります。7弦ギターを演奏しようと思い立った最初の理由は、19世紀中ごろにパリで活躍したギタリスト・作曲家、ナポレオン・コストの作品を演奏するためでした。コストの作品の多くは7本の弦を持ったギターのために書かれているからです。 当初、私にとっての「7弦ギター」はただ単に〈低音域に弦をひとつ加えたギター〉でしたが、この楽器への興味はやがてコストの作品だけで満足されるものではなくなりました。

 

 

 

 

(註1)BWV995, BWV996, BWV997, BWV998, BWV999, BWV1000, BWV1006a

 



●バッハの器楽作品と7弦ギター

 JS.Bach (1685-1750) がリュートのための作品を僅かながら残したことは、ギターを学ぶ人なら誰もがよく知っていることです(註1)。これらはギターでもしばしば演奏され、同時にギタリストにとっては重要なレパートリーとなっていますが、これらのリュート作品のうち「BWV995」は無伴奏チェロ組曲の第5番「BWV1011」からの編曲であり、「BWV1006a」はその作品番号が示す通り、無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番「BWV1006」からの編曲、そして「BWV1000」のフーガは無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番「BWV1001」からの編曲です。ギタリスト達が自らこれらの組曲やソナタをギター用にアレンジして演奏を始めたのは、楽器の特性から見ても自然なことと言えるでしょう。スペインの巨匠、A.セゴビアが「シャコンヌ」を編曲、演奏したことは余りにも有名ですが、以来これらのバッハ作品はあたかも、ギターのオリジナル作品であるかのように愛奏され続けてきました。
 特に無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータとソナタ(BWV1001~BWV1006)は、いくつかの例外を除けば、原調のまま演奏され得ることも、これらがギターのレパートリーに定着した大きな要因のひとつでしょう。例えば「シャコンヌ」を含むパルティータの第2番(BWV1004)は「二短調 d-minor」で、またバッハ自身が編曲したパルティータ第3番「BWV1006」は「ホ長調 E-major」で、というように・・・。
 編曲をするとき、どのような調性をえらぶかというのは 重要なポイントです。原調がギターに納まりのよい調であるからといって、それが最善であるとはいえません。特にチェロのための作品では原曲が持つ「重厚な響き」を失いたくない、すなわち「低い音域」を活かしたいと思いましたし、またチェロのための作品でも、ヴァイオリンのための作品でも、バッハ自身が巧みに利用した「開放弦」の効果は、特にペダルの効果として用いられている場合には無視しがたい部分です。 私が7弦ギターで新しい編曲をするに至ったのには、こういった理由が有ったのです。
 バッハの作品の、通常の6弦ギターで演奏されるものは殆ど、私の場合7弦ギターで演奏しています。ですからリュートのための作品と、無伴奏ヴァイオリンのための三つのパルティータ三つのソナタと、無伴奏チェロのための6つの組曲を弾いているわけですが、まだ全てが思うように行っているわけではありません。いつかこれを全てお聞かせできるようになりたいと思っていますが、今回は「ヴァイオリンのための作品」と「チェロのための作品」を一曲ずつ演奏したいというのがもともとの動機です。チェロ組曲の第1番(BWV1007)は最もシンプルですが、最も親しみやすく、穏やかな優しさに満ちあふれています。7弦ギターのための新しい編曲の、ある意味で最も特徴的な側面を表現しうると思うのでこの曲を選びました。6弦ギターでは「二長調 D-major」で演奏されることが多いと思いますが、私の編曲は「ハ長調 C-major」です。たった音がひとつ下がっただけなのですが、D-majorに比べてはるかにゆったりとした「重厚さ」が感じられます。
 無伴奏ヴァイオリンの為の六つの組曲は、フーガを含む教会ソナタが三つと、舞曲によって構成されるパルティータがあり、音の動きもより繊細で、演奏には細心の注意が必要とされます。どれも内容の深い組曲なのですが、今回は第2番のパルティータ(BWV1004)から、有名な「シャコンヌ 」を演奏することにしました。無伴奏ヴァイオリンの為の音楽として最高峰の作品ですが、何の楽器で演奏してもその音楽の味わいの深さと言い、又演奏の難しさと言い、まさに最高の作品です。 原調が「二短調 d-minor」であることから、この曲は本来バロック・リュートのために書かれたのではないか、という説さえあったようですが、リュートのみならずギターで演奏してもこの作品の真価は変わりません。私は「ハ短調 c-minor 」で編曲しました。

 

●ラベルとプーランク

 フランスの二人の偉大な作曲家、M.ラベル(1875~1937)とF.プーランク(1899~1963)の音楽活動は共に、近代のギターが隆盛した時期と重複しています。それは言い換えれば、スペインの巨匠アンドレス・セゴビアの活躍が時代を同じくしているということでもあります。大変残念なことに、プーランクがたった一曲「Sarabande」と言う小品をギターのために残している以外は、ラベルもギターのためには曲を書きませんでした。しかし彼らがもしもギターのために作品を書いていたなら、それはどんなにか興味深いものになっていただろうか、ということは、彼らが残した作品の数々に、耳をそばだててみるなら疑う余地の無いことです。

 ラベルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」は若干24歳の時(1899)のピアノのための作品で、後に作曲者自らがオーケストラの為の編曲を出版しています(1910)。ギターのための編曲もいくつか既に出版されており、静寂に包まれた感傷的な旋律と、古雅な響きは、ギターの持つ繊細さにぴったりの音楽です。編曲はオーケストラ用の版を重視して編曲しました。

 プーランクの音楽は20世紀の作曲家の中にあって、特に旋律に個性があると私は感じています。一度聴いたら忘れられない、そしていつも口ずさみたくなるような旋律が、器楽作品でも沢山あります。この「三つの常動曲」はプーランクがまだ若いときの作品で、初演はスペイン出身で、またプーランクのピアノの先生でもあったピアニスト、ヴィーニャスによって行なわれています。最終楽章に強烈なスペイン色が感じられるのはそのせいかもしれません。

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●武満徹の編曲

 武満徹という作曲家が20世紀の日本を代表する作曲家であることに間違いはありません。しかし私達にとってはそれと同時に、ギターのために極めて重要な作品を残してくれた作曲家でもあるという点で、大きな存在です。武満氏のギター作品は、ギターという楽器を、客観的に見つめつつも、いつも深い愛情と理解をもって書かれていると思えるのです。
 「12の歌・地球は歌っている」の題名で出版されたこの編曲集は、ビートルズの音楽をはじめとし、民謡や映画のための音楽まで様々なジャンルの歌を網羅しています。当時のギタリストに大きな問題提起をしたような気がしますが、今になってみると、これはある意味で重要な編曲でした。またこの編曲は作曲家・武満徹にとっても大きな意味をもっていたのではないかと思います。それはギターという束縛の多い楽器のために作曲をするうえで、武満自身がこの編曲の中で幾つもの実験をしていたのではないか・・・、そしてそれが以降の作品、例えば「All in Twilight」や「In the Woods」などにみられるような成熟したギターの使い方へと結実したのではないかと思うからです。

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●ソルの変奏曲

 作曲家・F.ソルに関しては今更多くを語る必要はないでしょう。もしも彼が歴史上に存在していなければ、19世紀のギターのレパートリーがこの上なく魅力の少ないものとなるばかりか、現代のギター音楽、あるいは現代のギタリスト「質」も大きく変わっていたのではないかと思います。作品9のモーツァルトのオペラ「魔笛」から引用されたアリアによる変奏曲は余りにも有名ですが、これ以外にもソルは多くの変奏曲を残しています。また「幻想曲」のタイトルを持ちながら、実際には編奏形式による作品も多くみられます。「マルボローは戦争に行った」という曲は古くからヨーロッパに伝わる民謡ですが、歌詞を変えて現在に至るまで世界中で歌いつがれてきてもいます。
 私がこの曲を好きである最大の理由は、ギターの使い方に非常に無理が無く、ギターという楽器が最も華やかであったり、最も朗々と歌い上げることが出来たり、また信じられないほどに劇的な効果を表現できるところです。

 

 

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●楽器と調弦について

 私の7弦ギターは6弦ギターと同様、三浦隆志氏によって製作されたものです。幾度も相談を重ね、様々な議論の上に三浦さんのアイデアが加えられてやっと出来上がった楽器は「Trianglum Australe」と命名され、重厚さと軽やかさ、柔和さと鋭敏さを兼ね備えています。ちなみに6弦の方は「HARMONIA」の名前を持ち、音の透明度や力強さ、そして何よりも私の要求に限りなく応え続ける楽器としてのポテンシャルの高さには脱帽です。どちらの楽器も私にとっては肉親同様の存在で、もう10年以上生活をともにしています。私の我が儘を聞き入れ、そして心を込めてこのように素晴らしい楽器を作って下さった三浦隆志氏に心より感謝いたしております。

 さて、通常のギターの6本の弦は「完全四度」という音程を基本に合わせられています。第3弦と第2弦のみが「長3度」になっています。

*通常の6弦ギター

 N.コストの作品は通常の6弦に、長2度下の「レ」の弦を追加した調弦で演奏されます。私の場合も第7弦は「レ」または「ド」で使いますが、更に第1弦と第6弦も音を変えています。第1弦は普通に「ミ」の場合も有りますが大抵は「「レ」に下げて、第6弦は「ソ」または「ファ」に上げています。このことによって通常のギターが持っている「完全4度」という音程は「5・4・3弦」にしかみられなくなり、第1弦と第2弦は「短3度」、第5弦と第6弦は「2度」または「長3度」、第6弦と第7弦は「完全5度」あるいは「完全4度」となり、音程のパターンが増えてきます。それはすなわち、これらの状態では左手の押弦がこれまでとはかなり違ってくるということを意味し、同時にこのと調弦では従来のような和音による伴奏楽器としては非常に使いにくくなるということを意味しています。勿論それらは今の私にとっては一向に構わないわけですが・・・。

*藤井眞吾の7弦ギター

 


●琵琶湖リサイタルシリーズを終えて・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 7/13(日)に「琵琶湖リサイタルシリーズ vol.14」として私のリサイタルシリーズの緒戦(!)が終了いたしました。当日は生憎のの雨にも関わらずお出でいただきました皆様に心より御礼を申し上げます。
 上に書きました、今回のプログラムに関しての様々なことは、いつもであればプログラムノートに書いたりするわけですが 、このホームページで、もう少しプライベートな観点からのことを書いてみたい・・・、このホームページの、そしてこのページを見て下さって、尚且私の今回のリサイタルに来てくださる方が果たしてどれくらいいらっしゃるのかは分からないけれど、いつも感じる聴衆との距離を縮めたいという個人的な欲求から、今回はプログラムには一切そういったことを記載せず、この場所だけで自分の意見や考え、感想を書いてみたいと思っていました。思いのほか時間がかかり、書き上げたのはリサイタルの直前となりました。

 そして最初の演奏会が終ってみると、またいろいろなことが書きたくなり、やはり昨日の演奏会を聞きに来てこのページを見てくれる人が果たして何人居るかは分からないけれど、演奏を終えてのことを書いてみたくなりました。

 「琵琶湖リサイタルシリーズ」は丁度一年ぶりの出演です。この会場は大好きですし、自分にとってはかなり思い入れのある演奏会なので、いろいろな意味での精神的な緊張は尋常ではありませんでした。昨年はS.ライヒの作品と自作の曲を弾くということに挑戦したわけですが、今回はずっと長い間、少しずつですが、やって来た7弦ギターのレパートリーを披露するということ、中でもバッハの〈シャコンヌ〉を演奏するということが、リサイタルの「核」であったことは否めません。もちろん、他の曲も、たとえば「チェロ組曲」なんかも今回のプログラムのなかではものすごく重要な曲だったわけですが、〈シャコンヌ〉は若いころからずっと弾き続けてきた作品であること、そして何よりも音楽家にとっては、誰もが最高の敬意を払う作品ですから、文句なしに大きな意味を持っていたわけです。

 私のリサイタルシリーズはまだ終っていないわけですし、今週末(7/19)には東京・近江楽堂、そして「7/31」には京都(京都ホテルオークラ)でありますので、全てが終ってから総括的なことを考えてみたいと思っていますが、今日はとりあえず昨日の演奏会のことを振り返ってみたいと思います。

 私はどんな演奏会であれ、曲目の選択、いわゆる「プログラミング」に非常に時間をかけます。ひとつのコンサートでの曲目の選択の可能性というのは無限にあるわけですが、さらにはそれらの曲の順番というのがすごく重要だと思っています。それは音楽的な観点からも、そして奏者のサイドの都合から言っても。同じ何曲かを弾いても、その順番によって演奏会全体の印象や雰囲気というのはものすごく変わるものです。単に聞き手の印象だけではなく、曲の順番は奏者にも大きな影響を持っていると思います。私は何度も遂行を重ね、熟慮の末に決定しているつもりなのですが、昨夜はその点に関して反省がありました。 音楽的な点からも、そして奏者の都合の点からも・・・。私の7弦ギターには第6弦と第7弦に、調弦の都合から、アメリカもダダリオ社の「NYL-041W」と「NYL-051W」という弦を使っていますが、これらの弦が他の通常の弦とはかなり「湿度」にたいする「伸び方」が甚だしかったのです。私の場合、7弦をかなり特殊な調弦にしているうえに、今回のプログラムは曲ごとに相当違う調弦をしますから、その辺の事情を考慮して、尚且音楽の流れが面白いものになるようしなければなりません。
 調弦の煩雑ささえなければ良いのですが、今度の東京、そして京都では曲順を大幅に変更しようと思っています。 当然、演奏会の印象も変わることでしょう。(7/14)

 

 

 

 

「夜のスケッチ」
http://www.foresthill-morioka.com/

 

 

 

 

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 今回のプログラムの中のいくつかの曲は私に奇妙な体験をさせています。
 例えば、シャコンヌは学生の頃に何回と無く弾いた曲ですが、勿論その頃は普通の6弦ギターで「二短調」で弾いていました。ですから今回既にお話したような調弦の7弦ギターで「ハ短調」で弾いていても、ふと、二短調の指使いや「音名」が出てきてしまいます。当然、そうなると大変です。
 またプーランクの「三つの常動曲」は既にフルートの清水信貴氏との2重奏でCDアルバム「夜のスケッチ」に収録している曲ですが、実はこの曲は先に7弦ギターソロの編曲をしていました 。清水氏とCDを作ることになり、その編曲を元にフルートとの2重奏を作ったわけです。よく、2重奏の曲をソロに編曲したりすると「この曲は一人でも弾けるんだよ」と得意げに、まるで「俺一人で十分なのさ」と言わんばかりに言う人がいますが、私がこの曲をソロで弾くのにはそういう気持ちは毛頭ありません。ただ二人の音楽家が一緒に作る音楽と、一人で作る音楽は当然違うわけです。機能的に一人で弾く音楽か、それとも二人で弾く音楽か、と言うのとは全然違う次元の話なのです。

 曲順は・・・、プーランク、武満、ラベル、ソル・・・で前半、そして後半はバッハで、シャコンヌ、そしてチェロ組曲、と言う順で演奏してみようと思っています。・・・演奏会当日、雨が降らないことを祈っています。(7/17)


●近江楽堂でのリサイタルを終えて・・・

 近江楽堂は2度目。会場に着いて、十年ぶりくらいにカメラマンの荒川氏にお会いして感激。はじめて此処で演奏した半年前には、過剰な残響と、ちょっと独特の響きに音色のコントロールやダイナミックスの幅の作り方など少しとまどいましたが、すぐに慣れることができたと思っていました。ところが今回、6弦と7弦を使ってみると、それぞれの音の通り方や、演奏曲も全く違うのではたして聞いて下さった方々にはどのように聞こえたのだろうかと、一抹の不安が無いわけではありません。

 前回とは違えた曲順は「悪くなかった」と思っています。特に「シャコンヌ」の後の「チェロ組曲」は僕自身解放感を感じることが出来ました。6弦と7弦はどのように聞こえたのでしょうか? とても違って聞こえたのでしょうか? 僕が思ったように、望んだように聞いてもらうことは出来たのでしょうか?

 翌日(7/20)は青葉台で「井桁ギター教室」の発表会にゲストとして演奏しました。井桁典子さんはスペイン留学時代からの友人です。相変わらず素敵でした。60人を超える発表者には驚きました。打ち上げも大盛り上がり。疲れのため、一次会ではちょっとうたた寝をしてしまいました。ごめんなさい。

 翌日は同じく井桁さんの企画・主催で公開レッスン。若いギタリストが育ってきているのが嬉しかったです。今回はあまり時間がなかったので、十分説明し尽くせないことが多かったかもしれません。話のエッセンスを受講生の皆さんが時間をかけて理解していただければと思います。

 午後から再び東京に戻って、クロサワ楽器の「Dr.Sound」でコンサート。ラ・コートを一曲だけ弾かせていただいたのですが、良い楽器でした。もっとじっくり弾いてみたかったですね。会場に大学時代の懐かしい顔がありました。先輩後輩、皆やっぱり今でもギターが大好きのようです。

 皆様のお世話になりました、有り難うございます! 今度は来週、31日(木)、京都の京都ホテルオークラです。(7/23)