6月20日（金）、福岡の「あいれふ」ホールで収録を行いました。今回は私がこの数年間に作曲したギターのための作品、特にギターのアンサンブルのための作品ばかりを集めたものです。二重奏、三重奏、四重奏、そしてギター独奏とギターオケストラによる協奏曲の計5曲です。スケジュールは非常にタイトで一日での収録でしたが、皆とても頑張ってくれました。収録は私とカネンガイザー氏との２曲の二重奏曲からスタート。ラプソディージャパンは先日福田進一さんと山形で演奏した新曲です。今回のツアーで演奏します。リバーランは四年前の作品で松下・池田・岩崎の三氏の為に書きました。久し振りに演奏を聞かせていただきました、更に円熟した演奏で素晴らしい出来です。Air は昨年の作品で、今回の収録曲の中では唯一、演奏会のために書いたのではない作品ですが（函館でのアンサンブル講座のために作曲）、私自身とても気に入っている曲です。昨年の作曲直後に譜面 をカネンガイザー氏に送っていたのですが、今回彼の方から「Air も録音しよう！」と言ってくれたのです。この曲は明日の博多公演、23日の広島公演でも演奏いたします。「天使の協奏曲」は今回の収録のためにフォレストヒルミュージックアカデミーの蒼々たる講師陣、そしてそこの優秀な若い学生達、さらに大阪から岩崎さん、松岡さんが駆けつけて下さっての演奏です。カネンガイザー氏もオーケストラの出来に大満足。
リリースはフォレストヒルレコーズから今秋を予定。皆様お楽しみに！

収録曲

紺碧の舞曲（Duo／W.カネンガイザー、藤井眞吾）
ラプソディー･ジャパン（Duo／W.カネンガイザー、藤井眞吾）
リバーラン（Trio／ 松下隆二、岩崎慎一、池田慎司）
Air（Quartette／ W.カネンガイザー、中野義久、竹内竜次、L.ブラーボ）
天使の協奏曲 （Concerto／W.カネンガイザー、藤井眞吾、他）