スペインのギタリスト、マリア・エステル･グスマンが来日します。彼女はもうかなりの回数、来日を重ねていますが、いつも静かな来日で、そのわりには物凄い数の演奏会を全国で開催しています。今回も一体何回の演奏会を、いつどこでやるのかはいまだに情報を知らないのですが、ともかく関西では22日に琵琶湖リサイタルシリーズで、そして一週間後の29日には大阪でもある、と言うことをお知らせしておきましょう。
今回もバッハやタレガ、そしてスペインの現代音楽と、盛り沢山のプログラムですが「アルハンブラの思いで」と題して、ギターファンには聞き逃せない演奏会となりそうです。前回（2003年）来日の時に私の書いたレポートがありますが、本当に少女であったときから知っているので、彼女の音楽家としての成長には驚かされます。勿論20年前から「セビリアの天才少女」と言われたいたのですから、当然のことであるのかもしれませんが･･･。ただ、私にとって、本当に羨ましいのが、彼女がこうして日本を訪れ沢山の演奏会をしていることが、まるで彼女の「日常」あるかのように、そしてステージに立ってギターを弾くことも至極「日常」であるかのように、気負うところ無く最高で、極上の演奏を聞かせられることが、私には到底無し得ないことのように思えてしまいます。
その演奏を耳にできるのも、もうすぐ、演奏会の詳細と予約はマンサーナ Manzana のホームページをご覧下さい。

（2005年9月20日）

22日、琵琶湖リサイタルシリーズでマリアエステルを聞きました。本当に素晴らしかったです！　上にも書いたように、本当に自然体で気負いのない、それでいて柔らかく、力強く、輝かしく、素晴らしい音楽、･･･堪能しました！29日には大阪でもあります。お聞き逃しの方は是非お出かけ下さい！ツアーは始まったばかり、各地での評判が楽しみです。主催者掲示板にも色々な声が寄せられていますね。
http://kent.parks.jp/46/manzana/bbs.cgi

ところで、彼女は温泉が大好きだそうで、宿泊のホテルに温泉があるもんだから、すっかり喜んでしまって、なんと演奏が終ってから打ち上げ後、一時間も入っていたそうです！

（2005年9月23日）