《パッサカリア》 独奏ギター、独奏ヴァイオリンとギター合奏のための小協奏曲 ~ 九州ギターサマーコースのための記念作品(2000年) 親友、森岡晃氏と濱砂恵子氏に捧げる «Passacaglia» Concertino for Violin and Guitar with Guitar Ensemble
フォレストヒル出版 定価[本体2,000 円+ 税] 2005 年8月初版発行
パッサカリア(独奏ヴァイオリン、独奏ギターとギター合奏のための小協奏曲)は2000年に開催された「ギター・サマーコース in 九州」のアンサンブル課題曲として作曲されました。受講生のさまざまなレベルに応じて演奏ができるようにと、独奏以外の六つのパートは〈上級=1st Guitar & 2nd Guitar〉〈中級=3rd Guitar & 6th Guitar〉〈初級=4th Guitar & 6th Guitar〉を対象としています。変奏ごとの楽想の変化、独奏者との掛け合いなど、アンサンブルの基礎を学習するために誕生した作品ですが、この作品によって、個々の経験や演奏技術の違いを乗り越え、ひとつの音楽を創り出すということが、いかに感動的なことであるかを、そしてそれがまさに音楽であるということを私自身が体験しました。 藤井眞吾(2005年)