W.カネンガイザー ギターリサイタル〜共演/藤井眞吾
〜カネンガイザー氏がソリストとして6月に来日します。今回は、京都、広島、福岡で公開レッスンとコンサートを行います。新作ギター二重奏曲《ラプソディージャパン》のほか《紺碧の舞曲》、また福岡公演では《天使の協奏曲》を再演いたします。
京都:W.カネンガイザー ギターリサイタル〜共演/藤井眞吾

広島から京都駅に着いたのは午後二時。二時半にはホテルにチェックインをして、カネンガイザー一家はひと休み。私は一足先に会場入りして準備をしていました。折しも京都市内はサミット外相会議があって厳戒態勢。五時半に会場に到着したビルと少し二重奏のチェック。会場の ALTI は今回のツアーの中では最も広い会場です。ソロのプログラムは「トルコ行進曲」がソルの「悲歌的幻想曲」に変更されて、重厚なプログラムに。第一曲目の「粉屋の踊り」から最後のB.ヘッド「友人達のスケッチ」に至まで、圧倒的なパワーで聴衆を魅了し、拍手に促され再びステージに姿を表したカネンガイザー氏。後半の私との二重奏では、一緒に音楽と演奏を楽しみました。会場には200人余りの聴衆が、そして熱い拍手を戴きました。
打ち上げパーティーには二年前の《天使の協奏曲》のメンバーも沢山駆けつけて下さり、懐かしい思い出話にも花が咲きました。カネンガイザー氏自身も「・・・この二年間で様々なところで《天使の協奏曲》を演奏してきましたが 個々での皆様との演奏が、単に初演であるという以上に最も印象深いです」と語っていました。

 

 

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